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あやふふぁみ

7/20(火)お休みです

2021.07.19 21:25

7/20(火)緊急事態宣言に伴い休業中です。


現在、波照間島内のほぼすべての飲食店が休業中です。ご来島予定の方はお気をつけください。

台風6号は八重山地方直撃しそうですね。すでに沖縄本島では飛行機や船の欠航などが出始めているようです。波照間航路も今日から欠航する便が出るかもですね。そろそろ台風対策しなくては…

4連休に波照間島に来る予定だった方は残念ながらあきらめた方が良いです。台風は通り過ぎたあとも吹き返しの風が長引き、船の欠航が長期間になることが多いです。

さて2回目のワクチン接種による副反応が心配された昨日の私たち。

ラッキーなことになんの副反応もなく、ほぼ普段通りの一日を過ごしました。

朝方にパラリと一瞬降った雨

そんな少しの雨では全然潤わないからっからの旱魃状態の波照間島。

でも虹が出たりして少し癒されました、暑いけど。

連日の藍の葉の刈り取り

藍の色素を取り出すため水に漬けます。

重石をのせて葉を水中に沈めます。

5〜6時間後。溶け出した色素が蛍光緑色に光ります。

そのまま24時間置いておくと表面に藍色のギラギラした膜が張りブクブク泡が立ってきます。このぐらいで次の過程に移ります。

藍の葉を取り出すと液体は濃い緑色。

石灰を投入して、液をアルカリ性にし、かつ藍の色素が沈澱するように液を攪拌させて酸化します。

石灰を入れた当初は黄色かった液体が…

撹拌を繰り返すうちに色が変わってきます。泡も藍色に。

この攪拌により水中に溶けていた藍の色素が化学変化を起こし、安定した形の色素に変化して沈殿していきます。藍色の泡は化学変化が順調に進んでいる証。

たった10分ぐらいの間にこれらの変化が目まぐるしく起きます。

泡が立たなくなってくるまで空気攪拌を繰り返します。出来上がった藍の色素の沈殿物は、静置しておくと底に沈んでいくので、上澄みを取り除いて沈殿物のみを取り出すと泥藍(どろあい)という藍染め原料が出来上がります。藍染め原料は地域によって使う植物が違い、泥藍を使うのは沖縄をはじめとする南方系の地域です。

なぜ連日、藍の葉を刈り取って色素を取り出す作業をしているかというと台風が来るから。台風の暴風雨にさらすと藍の葉は痛んでしまい色素を取り出せなくなるので、現在急ピッチで畑の藍を刈り取って作業しています。

台風が来るとなると畑も家もあれこれ備えなければいけません。とはいえ畑の作物はできるだけ被害がないよう祈るしかできませんが。家屋については最大瞬間風速60m/sの暴風が来ても耐えられるように台風対策します。庭や敷地の物が飛ばないように片付けるのも大事。今日一日はその作業に追われそうです。