刑事グロムVS粛清の疫病ドクター
(2021年製作の映画)
製作国:ロシア上映時間:138分
ジャンル:アクションアドベンチャー・冒険
ロシア映画。なんだか新鮮な間の取り方。
音楽の入れ方が唐突だったり、異国情緒を感じました。
この間みたシルバースケートもだけど、
街並みや建物が歴史と文化を感じる素敵な雰囲気で。
まぁ、本編の内容とは関係ないんだけど。
色々な国の作品が手軽に見られて本当に面白い。動画配信万歳。
型破りだけど検挙率はすごい刑事のイーゴリ。
一筋縄でいかない逮捕劇の度にクビになりそうになりますが、
亡き父の盟友であった署長のおかげでいつもクビは免れるようで。
署長室で大激怒したかと思ったら、
自宅に招いて夕飯食べさせたりして。
親友の息子のイーゴリのことが可愛くてたまらない、という感じ。
まるで親子ですね。
こんな感じの2面性のある関係、素敵。微笑ましいです。
イーゴリが銀行強盗を追うシーンから始まるのですが、
イーゴリの頭の中のシュミレーションがもしかしてタイムループしてるの?
と思ったけど違うみたい。
なかなか見応えのあるアクションではじまります。
一部の富裕層が牛耳る街に、
ある日疫病ドクターというダークヒーローが現れて、
法で裁かれない富裕層たちを私刑というかたちで断罪していきます。
当人だけでなく家族まで手にかけるとんでもない連続殺人犯ですが、
日ごろの鬱憤をはらすべく、疫病ドクターの名のもとに暴徒と化す市民たち。
IT企業の経営者の右腕の男が疫病ドクターのようですが、
腕に火炎放射器をつけてすごい装備です。
イーゴリと、新人の相棒がどう解決するのか、
社会派ユーチューバーのお姉さんがどう絡むのか・・・
自分の備忘のためにあらすじを書いていますが、
・・・ちょっと面倒になってくるぐらいありがちな物語。
どういう結末なんだろう、と気になる展開ではありますが、
まぁイーゴリと仲間たちは団結して解決するんだろうし、
実際そうなりますし。
異国情緒で面白く鑑賞しましたが、
冒頭のアクションがピークだったかな・・・