根っこの学校 そとっこ・そらまめ

舐めたら止まらない手前醤油

2017.01.30 13:20

昨年5月に仕込んだお醤油を搾りました!

前日に汲んできた同じ千歳町にある

出雲大神宮のお水を、

朝7時から釜戸で沸かし準備オッケー!


お湯が沸く頃、搾り師さんが到着。

今回は京丹波から2名の方にお越しいただき、私達ともう一つ他のグループのお醤油2樽分のお醤油搾り。


はね上げ式のホロの中には搾り舟やお風呂になりそうな大きな釜や樽がぎっしり。

私たちが仕込んだもろみは、

お日様の日をたくさん浴びて熟成。

この時点で舐めても美味しい♪

味をしめた1歳児。

さぁ、いよいよ搾りスタート。


声をかけても『行かなーい』と言っていた女子たちもワクワク感を感じたのか窓にはりつく(笑)

もろみにお湯を混ぜる。


搾り師さんはとても親切丁寧な方で、

子ども達にもわかりやすく教えてくれました。


上のほうから順番に混ぜていく難しい作業。

そしてもろみを袋に入れて搾り舟に……


でたー!

チョロチョロお醤油が流れ出すと

子どもも大人も味見♪


『美味しい(//∇//)』


特に子どもはここから離れない。

『オレ2年分の醤油舐めたわ』なんて子も。


市販のお醤油では味わえない、

搾りたてのフレッシュなお醤油は最高!

もろみを全て舟に入れ圧力をかけると、

お醤油はだんだん透明になり、

生醤油として少し瓶詰め。

搾ったお醤油は88度まで温度を上げるため

大きな釜の中へ。

予想以上の大釜に足りない薪を割る。

一段落したところで、

お待ちかねのお昼ごはん。

釜戸ご飯とお味噌汁に

参加者が持ち寄ったおかずで豪華なご飯♪

搾り終わりは人手のいる作業。

搾りかすを出して袋を洗う。

いつもない物に興味津々の子ども達は

とてもよく手伝ってくれた。

出来上がったお醤油♪


数日後には1升瓶30本ほどに瓶詰めをします。

このお醤油でお料理するのが楽しみ♪


参加していただいた方、

遠くからお越しいただいた搾り師さん、

本当にありがとうございました。