ボーっとした時、思い出した事。
日に日に身体の痛みが増してきて
朝起きて立ち上がる時、
歩き出す時、
痛みとこわばりで
思うように身体が動かなくなってしまった
痛みは主に
股関節周辺とヒザの裏側部分
手の指関節も痛くて物をつかめず
朝ごはんの準備に
タマゴを落としてしまいそうで怖い(>_<)
この病気を発症した頃も
わたしは日に日に動けなくなり
ほとんど歩く事が出来なくなった
当然、階段も登れなくなり
1階リビングにソファベッドを置き
わたしはそこで寝起きしていて
若旦那君と坊は
リビングの床にクッションフロアをひき
その上に布団を敷いて寝ていた
最近はわたしの調子が良かったので
ソファベッドから
床に敷いた布団に移り
3人で寝ていたけれど
ここ数日、朝の痛みがひどく
起きた後、
床からなかなか立ち上がれない(´;ω;`)
『何も出来なくてもいいから…
チョコミントさんは笑顔で
ただそこに居てくれればいい
俺が動くから
何も出来ない事で自分を責めたり
その事で悲しまないで…』
今日の午前中は痛みがひどくて動けず
ボーっとしながら
ふと思い出した言葉
これは
若旦那君が発症当時わたしに
何度も何度も言ってくれた言葉だ
当時、若旦那君に感謝しながらも
我が子以外に
こんな事言えるだろうか?と
彼に疑問を感じていたわたしだった
遥か遠くに住む恋人に対してでは無く
実際一緒に生活を送っているパートナーだ
わたしが何も出来ないという事は
代わりに彼がわたしの分まで
すべて行わなきゃならない
これは大変な労力だった
お互いの実家を頼れない現状で
しかも
我が家にはまだ1歳に満たない
赤ちゃんが居たんだから!
でも彼は仕事をしながら
家事や育児をし
彼のできうる限りの事をしてくれた
本当にまるで母親のような若旦那君
彼のこういう言動のひとつひとつが
わたしを子供に還してくれた
だって
この歳まで人に甘えるなんて
わたしは出来なかったもん
甘え方も知らなかったし
人に甘えていいなんて思わなかった
でも
若旦那君はずっとわたしを甘やかしてくれ
ペットのように可愛がってくれ
わたしが居るだけで
彼は嬉しくて幸せだと伝えてくれ
わたしはまるで赤ちゃんだった
ずっと否定し続けた自分という存在を
やっと少しずつ
わたしは肯定出来るようになっていったんだ
動けないと
相変わらず心は自由に動き出す(*'ω'*)
忘れそうになっていた出来事も
昨日の事のように
思い出す事が出来る
動けなくなるのも
悪い事ばかりじゃない…。