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名著「LIFE SHIFT」を再度読み返して思う事!

2021.07.28 20:30


先日の4連休に、再度この本を読み直しました。

すでに多くの人に読み込まれているこの本ですが、今更紹介ということではなく、

あらためて感じた事を記載します。

この本は、人生の新しい生き方を考えさせてくれる本として、

多くの人が影響を受けています。

古い3ステージ(教育→仕事→引退)のままでいくと、

貧困と後悔だけが残ると書かれています。

それは以下のように書かれています。


不快で残酷で長い人生である。それは厄災以外何物でもない。休む間もなく働き続け、退屈な日々を過ごし、エネルギーを消耗し機会を生かせず、そして最後には、貧困と後悔の老後が待ち受けている。


とても末恐ろしいことになりますね!


会社でも当てはまります・・・

サラリーマンを長くやっていると、古い形式の会議や

古い考え方で支配されている場面を良く目にします。

この本に書かれている「オンディーヌの呪い」に当てはまっています。

会社では、トップを始めとする経営陣の意識が変わらなければ、

社風は変わらないのかなぁと思う反面、個人が意識を持ち、

新しい生き方・会社の在り方を考え・行動していかなければ

ならないと改めて感じます。


勘違いしないでほしい

いくら新しい生き方の模索といっても、すぐに独立・起業をするために

会社を退職することは極めて危険で、一旦、立ち止まってほしいと思います。

会社内で不平不満ばかり垂れている人が独立しても、うまくいきません。

現在の会社の業界を理解し、様々なキャリアの選択肢を検討し、働く市場の

未来を理解していかなければ、務まりません。



40歳・50歳からでも遅くはない!

独自の解釈になりますが、この年代になってから、キャリアの変更も遅くないと考えます。

但し、私が提言している、30代の課題をしっかりクリアにしていないと、大きく苦労するはずです。

30代の解決する課題とは、

「これまでの経験・人脈を生かして、新しい領域に飛び込む、またはその準備を行う」 ことです。

具体的には、

  1. 多くの人とコミュニケーションをとり、仲間を多く持つようにする 
  2. プレイヤーとして仕事に集中し、燃え尽きるまで、やり遂げること・成し遂げること 
  3. 新しい領域に行く準備をする。それはマネジメントの準備 

特に、30代はプレイヤーとしての最後の年代ですので、ここで集中してやり遂げて、 自己を肯定できるような実績を出していくことです。 不平・不満を漏らしている多くの40代の方々は、この課題をクリアしていないのが原因です。


この課題をクリア出ていれば、40代で多くのキャリアの選択肢を検討し、先を見据えた

2軸の行動計画で実施していくことをお勧めします。

2軸の行動計画については、以前のブログで記載しています。これです↓↓↓


最終的には個人の生き方の問題

結局は、人生はマルチステージ化していくので、資金面でも多くかかる一方で

職業年齢も上がってくる。その環境下で、その場面になった時に、どのような事で

貢献できるか、今からの準備がとても重要になってきます。

サラリーマンでもあきらめる必要はありません。

サラリーマンだからこそ、新しい探索ができると考えています。

会社を頼らず、あてにしないで、新しい生き方を手に入れる。そして会社に貢献する。

フリーランス的サラリーマンがその生きる道と考えています。