名著「LIFE SHIFT」を再度読み返して思う事!
先日の4連休に、再度この本を読み直しました。
すでに多くの人に読み込まれているこの本ですが、今更紹介ということではなく、
あらためて感じた事を記載します。
この本は、人生の新しい生き方を考えさせてくれる本として、
多くの人が影響を受けています。
古い3ステージ(教育→仕事→引退)のままでいくと、
貧困と後悔だけが残ると書かれています。
それは以下のように書かれています。
不快で残酷で長い人生である。それは厄災以外何物でもない。休む間もなく働き続け、退屈な日々を過ごし、エネルギーを消耗し機会を生かせず、そして最後には、貧困と後悔の老後が待ち受けている。
とても末恐ろしいことになりますね!
会社でも当てはまります・・・
サラリーマンを長くやっていると、古い形式の会議や
古い考え方で支配されている場面を良く目にします。
この本に書かれている「オンディーヌの呪い」に当てはまっています。
会社では、トップを始めとする経営陣の意識が変わらなければ、
社風は変わらないのかなぁと思う反面、個人が意識を持ち、
新しい生き方・会社の在り方を考え・行動していかなければ
ならないと改めて感じます。
勘違いしないでほしい
いくら新しい生き方の模索といっても、すぐに独立・起業をするために
会社を退職することは極めて危険で、一旦、立ち止まってほしいと思います。
会社内で不平不満ばかり垂れている人が独立しても、うまくいきません。
現在の会社の業界を理解し、様々なキャリアの選択肢を検討し、働く市場の
未来を理解していかなければ、務まりません。
40歳・50歳からでも遅くはない!
独自の解釈になりますが、この年代になってから、キャリアの変更も遅くないと考えます。
但し、私が提言している、30代の課題をしっかりクリアにしていないと、大きく苦労するはずです。
30代の解決する課題とは、
「これまでの経験・人脈を生かして、新しい領域に飛び込む、またはその準備を行う」 ことです。
具体的には、
- 多くの人とコミュニケーションをとり、仲間を多く持つようにする
- プレイヤーとして仕事に集中し、燃え尽きるまで、やり遂げること・成し遂げること
- 新しい領域に行く準備をする。それはマネジメントの準備
特に、30代はプレイヤーとしての最後の年代ですので、ここで集中してやり遂げて、
自己を肯定できるような実績を出していくことです。
不平・不満を漏らしている多くの40代の方々は、この課題をクリアしていないのが原因です。
この課題をクリア出ていれば、40代で多くのキャリアの選択肢を検討し、先を見据えた
2軸の行動計画で実施していくことをお勧めします。
2軸の行動計画については、以前のブログで記載しています。これです↓↓↓
最終的には個人の生き方の問題
結局は、人生はマルチステージ化していくので、資金面でも多くかかる一方で
職業年齢も上がってくる。その環境下で、その場面になった時に、どのような事で
貢献できるか、今からの準備がとても重要になってきます。
サラリーマンでもあきらめる必要はありません。
サラリーマンだからこそ、新しい探索ができると考えています。
会社を頼らず、あてにしないで、新しい生き方を手に入れる。そして会社に貢献する。
フリーランス的サラリーマンがその生きる道と考えています。