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どんなときも英文に必要なものとは

2017.01.31 15:39

英語の文章の構造は「主語 + 動詞 ...」です。

動詞には、be動詞と一般動詞がありますが、本動詞としては一つの文に両方の動詞が同時には存在できません。このbe動詞ですが、日本語母語話者には、なかなかイメージにしにくい動詞です。

動詞は、「動きのあることば(詞)」と書きますが、動き(のイメージ)のない動詞もあります。それが、和訳で「です」「ます」「あります」「います」のような存在や状態を表すbe動詞です。


「存在や状態にはbe動詞」ということがわかっていても、ついついbe動詞が抜けてしまうのは、形容詞と一緒に使う場合です。

形容詞の働きは、名詞を修飾すること(a beautiful flower)と補語になること(She is beautiful.)です。後者の補語の役割をするときに、be動詞が抜けがちなのです。特に、時制が変化する場合や、助動詞が加わって且つ疑問文になる場合などです。


1. It is sunny today.(今日は晴れです。)

2. It has been sunny recently.(ここのところ、晴れ続きです。)

3. Is it going to be sunny tomorrow?(明日は晴れますかね?)


日本語の形容詞は、英語でいう補語の役割をする場合、動詞と一緒に使わないからでしょうか。(生成文法では、動詞は存在するということですが、ここではそこまで深く掘り下げないでおきます。) 日本語母語話者には、変化していない形容詞を使う文に動詞も必要だということが、意識として薄いような気がします。


4. その薔薇は美しい。→ The rose is beautiful.


英語にはどんなときも動詞が必要だということも、日本語との違いの一つではないかと思います。英作文するときは、このような違いを頭において、言語間の切り替えをしていくことも必要だと思います。


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