マスコミがニュースと判断する瞬間
2017.02.01 01:49
マスコミ(新聞やテレビ)の記者も人間ですから…当たり前ですが。
驚いたり、悲しんだり、笑ったりします。
当たり前なのですが、大勢が誤解しています。
新聞記者は怖い、冷たい、冷静。テレビ記者は大事でなければ来ない。
当たっている部分もありますが、人間らしい面に注目してニュースを発信してください。
私が新人記者時代の話を書きます。
1990年(平成2年)4月、新聞社に入社して小樽に配属されました。
当時の部長やデスクは記者の鏡。
記者として何を取材し、どう書くのかをたくさん教わりました。
入社して数カ月経った夏。
小樽支社の屋上でバーベキューをしました。
照明を運び上げて。部長から記者まで10人が参加しました。
当時の体制は、部長、部次長(2人)、記者7人。
私はその末席でした。
まだ、記事の探し方が分からない時期で、悩んでいました。
そのバーベキューが終わり、二次会はビアガーデンということになり、
支社から二次会に向かう途中で、私は部長に訊いたのです。
「どうしたらニュースを探せますか?何がニュースですか?」
そうしたら部長。
「バカ野郎!お前が面白いと思ったことがニュースだ!」
これ、基本だと思うのです。
面白いと思うかどうか。
だから私はいつでも、自分が「おもしろい」と思った瞬間を大切にしています。
そして、自分に問い掛けます。
「その中でも特に、何がおもしろいと感じたのか。なぜなのか」
深く見ていく中で、ニュース性をもっと際立たせられますから。
企業のコンサルタントをする今も同じ。
それがおもしろいかどうか。なぜそう思ったのか。
新人記者時代に教わった感性を磨き、相手と向き合っているだけなのです。
元新聞記者、テレビ局デスク
メディアコンサルタント 荒川岳志