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助産院けせらせら

1~2才の子供の栄養について

2021.07.24 01:41

≪要旨≫

①たんぱく質の摂取量を一番に考えて下さい。

②この表を参考に1日に摂るたんぱく質を組み合わせて下さい。

③3日単位でバランスが取れれば大丈夫です


……………………………………………………


●厚生労働省の食事摂取基準を元に資料を作成しました。

お子さんが1回の食事で食べやすそうな量を考慮して作成しています。



●資料の使い方

〔1〕毎日よく使う食材は何ですか?

この資料の中でお食事に頻繁に使用する食材があれば、その食材のたんぱく質量を足し算してみてください。


例えば、(たまご6g+豆乳7.2g+プロセスチーズ3.7g=16.9g)です。

たんぱく質の摂取基準は、最低15g/日、推奨量は20g/日です。

(※上限の規定はありません)


きな粉大さじ1杯3.2gを追加すれば、推奨の20gに達することができます。


身体づくりの元となる大切な栄養素ですので、たんぱく質の量を一番に考えてくださいね。

 

 

〔2〕少しのお野菜を添えましょう。

 

緑黄色野菜や淡色野菜、海藻類などを添えましょう。

お子さんの好きな食材で構いませんよ◎

 

 

〔3〕炭水化物の優先順位は最後です!

 

炭水化物の摂取基準は、コンビニのおにぎり2個半程度ですが、たんぱく質やお野菜を沢山食べたら、炭水化物が食べれなくなるかもしれません。

 

【 炭水化物 = 糖質 + 食物繊維 ≒ 砂糖 】ですし、あまり身体に良い影響を及ぼしません。

(詳しくは過去の記事を参照してください)

 

「おかずばっかり食べる」「ご飯を好きじゃなくて食べない」ということがあっても大丈夫です。

お子さんも “ 糖質を摂らない方が自分の体調が良い “ことを体感しているのかもしれませんね。

 

 

〔4〕資料に記載の物以外にも、以下の食材にたんぱく質が豊富に含まれています。

 

・植物性たんぱく質➡豆類・大豆製品

・動物性たんぱく質➡魚類・肉類・卵類・乳製品

・木の実類

・海藻類

 

できれば、「植物性ばっかり」「乳製品ばっかり」にならないように色んな物を組み合わせられれば尚良いですね。

 

 

〔5〕たんぱく質が豊富な食材は、同時に「鉄分」や「カルシウム」も豊富です。

 

お食事を準備するときに、様々な栄養素をすべて考慮していたら、頭がパンクしてしまいそうになります。(私だけ…?笑)

 

たんぱく質は一番大切な栄養素ですし、たんぱく質をしっかり摂取できれば、

不足しがちな「鉄分」と「カルシウム」も同時に摂取することができます。

 

 

お母さんたちの毎日のお食事作りのストレスが軽くなれば…と思います(*^▽^*)♡