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Fit Insole

カーボンシューズは大変だ

2021.07.24 11:38

「No Shoes」ももちろんですが、インソールを作ることが仕事です。


どんなスポーツのインソールも製作してきましたので、ランニングシューズ用の

インソールももちろん製作いたします。


ランニングシューズの進化が急激に進んでいます。

最近はカーボン搭載、厚底でクッション性もある、跳ぶように走れるシューズが

出てきており、そのようなシューズを履いている人が多くなってきました。


今回は、ASICSのカーボン搭載シューズ「メタスピード スカイ」にインソールを

製作しました。


カーボン搭載のランニングシューズの多くは、平べったい薄いインソールがシュ

ーズに張り付いています。

シューズである程度のサポートやクッション性を確保するので、インソールはた

だついているだけと言った感じです。

このようなシューズにインソールを入れる場合、薄く製作するのが最低条件とな

ります。

元のインソールが1mm〜1.5mmの厚さになるので、それと同じかそれ以下のベー

ス厚にしないとシューズ内で足が圧迫されてしまいます。

まずはこのようにシューズに入って、履ければひと安心(笑)。

ここからは走っもてらって、バランスを整えていく作業になります。


実際に走ってもらって動きをチェックしての調整。

お客さんの感覚とのすり合わせの調整。

この二つの融合がとても難しいです。


実際に走ってもらって動きをチェックしての調整。

お客さんの感覚とのすり合わせの調整。

この二つの融合がとても難しいです。

今回は長い時間がかかりました。


薄く、機能的で、サポートのあるインソール。


私も、足型や動きの特徴に合わして設計はしますが、カーボンシューズの場合は

まずシューズに入って違和感なく動けるようにする、その上で機能的なインソー

ルを作るとなると大変難しい作業となります。

さらにNIKE、ADIDAS、ASICSなど各メーカーの特徴などを踏まえると正直訳が

わからなくなります。


今回も調整に長い時間がかかりました。

今回も調整に長い時間がかかりました。

しかし、その甲斐もあってか良い結果が得られました。

各社様々なカーボンシューズが出てきています。

今回のASICSの他にもNIKEやADIDAS、HOKAといったカーボンシューズにもイン

ソールを製作してきました。


時間がかかることもありますが、調整も含めしっかりと対応いたします。

カーボンシューズは、反発もありよく進み、クッション性もある一方、バランスが

非常に取りにくい面もあります。


ご興味がある方はご相談下さい。