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ニューイヤーコンサート 杉江洋子×山本裕康デュオリサイタル

2017.01.23 10:00

2017年1月23日(月)


ニューイヤーコンサート 杉江洋子×山本裕康デュオリサイタル


「無伴奏と二重奏のロマンティックな夕べ」


@ヒビキミュージックサロン リーヴズ


ずっと演奏を聴いてみたくて気になってたけど聴けなかった杉江さんと山本さんお二人のデュオリサイタルです。


山本さんは京響の客演首席だけど、本来は関東メインの方なので聴けなかったのはまだ仕方が無いのですが...


杉江さんは、職場から歩いて10分足らずの今回の会場にもなってるヒビキミュージックサロンリーヴズで時々演奏されてるのに仕事がドツボや納期、風邪と見事に重なって4、5回行けなくなってて数年越しでようやく聴けたという感じです(汗)


な、長かった...


...それ以前に、自宅から3時間付近かかる京都コンサートホールへ通う根性無くて(お金も無いし)でお二人の演奏されてる京響に普段聴きに行かないので、申し訳無くて形見が狭かった(ーー;)


そんな訳で、ワザワザこの日の為に関東から遠征された方やオケの団員さんや関係者が周囲にいっぱいだったので風邪なのも有って隠れた隅っこ席での鑑賞になりました。


お二人の演奏を初めて聴きましたが、音楽に対して真摯に誠実に向かわれて演奏されるなぁ〜って印象を受けました。


1曲目のモーツァルトは始まりに相応しい華やかな曲。


モーツァルトの曲を聴くと何時も感じるのですが、純粋に楽しんで曲を書いてるんだろうなぁっていうキラキラしたのを感じます。


2曲目は杉江さん演奏のバッハの無伴奏ヴァイオリンソナタ第1伴奏。


バッハの無伴奏のCDの録音をしたとお話が有りました。


確かに曲を自分のモノにして演奏されてるなぁ〜って印象だったなぁ


杉江さんのお人柄が出てるのか、明るさを感じました。


3曲目は山本さんのバッハの無伴奏チェロ組曲第1番。


静かで奥の深さと懐を深さを感じる演奏でした。

何とも言えない静かな深い森のような空気感が漂ってたです。


バッハの無伴奏の曲を聴くと、奏者が自己と向き合って演奏されてるなぁ〜って何時も感じます。

聞いてる方も座禅をしているような気分になります。


休憩の後はコダーイの「ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲」


前半の内省的な印象も受けるバッハから一転、変化に飛んだ曲でした。


チェロの低い唸るような音と、相反するようなヴァイオリンの高音が印象的で引き込まれてしまったわぁ(;´Д`)


アンコールは観客からのリクエストで1曲目のモーツァルトをもう一度演奏して華やかな雰囲気で終わりました。


この山本さんと杉江さんのデュオの演奏会、又開催して欲しいなぁ(*˘︶˘*).。.:*♡


◆プログラム◆


W. A. モーツァルト:ヴァイオリンとヴィオラのためのニ重奏曲 ト長調 K. 423


J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 BWV 1001


J. S. バッハ:無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調 BWV 1007


Z. コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op. 7