未解決な課題をクリアにする役割の設定!真の大人になるために通るべき課題を手帳で管理
Markus SpiskeによるPixabayからの画像
人の生き方が大きく変わろうとしている中で、チャレンジを繰り返し、
自分に合った最適なものを探索する時代になっています。
未来に向かってチャレンジすることも大切な一方で、
各年代別の通るべき課題をクリアにしていかないと、
大人としての立ち振る舞いが出来ない、非常識な大人になっていく傾向にあります。
その為に、自分の過去を振り返り、未解決な課題を抽出し、自分の役割に当てはめ、
課題をクリアにしていくことをお勧めします。
各年代別課題とは
厚生労働省では、各年代を以下のように定めています。
0~4歳:幼年期、5~14歳:少年期 、15~29歳:青年期、30~44歳:壮年期、45~64歳:中年期
65歳以上:高年期 としています。
これらの各期において、人が成長するための課題があり、その課題をクリアにすることで、
人が成長し続けていきます。
特に以下に示した、5~14歳の少年期 、15~29歳の青年期、30~44歳の壮年期の
課題をクリアにしていかないとその後の人生に大きな狂いを生じます。
少年期:自分の存在を認識し、得意な事を理解する時期
青年期:多くの人と関係を築く時期。親・友人・社会とのコミュニケーションを強化する時期
壮年期:これまでの経験を生かして、新しい世界に飛び込み、自分とは何かを知る時期
役割に当てはめて、実行していく
もし、あなたが、ご自身の過去を振り返り、未解決な課題があれば、今からでも
遅くはなく、設定している役割に当てはめて行動することをお勧めします。
例えば、私の場合は、
過去を振返ると少年期から青年期にかけて、父親との会話は、 無かったことを思い出します。
父親との関係性が不足したことで、自分の息子との接し方が曖昧になり、大きな反抗期と
なってしまいました。これは、明らかに私が息子への接し方が悪かったと思っています。
父親という役割を行うにあたり、息子の意見を否定せず、理解しながらコミュニケーションを
図っています。同時に父親とも多くの時間を会話を持つようにし、正直に過去の話を
打ち明けていきました。
気持ちの変化
私は、父親という役割と息子という役割を再定義し、多くの時間を関わるようにし、
過去の課題を少しづつ解決できるようにしています。
そして、手帳に記入しておき、日々定めた役割の定義を見れるようにして行動する。
わだかまりや心に引っかかる点が、少しずつほどけていくような感覚になっています。
未来志向で人生を謳歌するためにも、これからの人生に向かいチャレンジすることも大切ですが、
一旦立ち止まり、過去の自分の振り返ることも大切です。
各年代別課題をクリアにしていくことで、真の大人の立ち振る舞いができる人になれると考えます。
昨今の老害といわれる現象は、これらの課題をクリアにしていないのが一因にあります。