【レポート】WILL2021@オンライン:「定例オンライン会議(1) 」を開催しました
「JPBVソーシャルビジネス支援プログラム2021@オンライン」でトレーニーを務めています、田中です。
初の定例会議となる今回は、ソーシャルベンチャー・パートナーズ東京の藤村さんをゲストにお招きして、「変化の法則」に関する講演をいただくとともに、各支援先チームから「変化の法則」の素案の発表、ブラッシュアップを行いました。
本プログラムの最終目標は、各支援先の「社会を変える」計画と”志金(≒寄付等)”調達計画を作成することですが、今回は各団体が向き合っている社会課題がどのような因果によって起きているのか、そしてどの要因を解決すれば望ましい姿となるのかを整理するフレームワークとして、「変化の法則」を学習・実践しました。
事前の宿題として、「変化の法則」のうち現状の社会課題の因果を表す「BADサイクル」について各支援先チームで整理を行い、当日各チームから発表を行いました。
実際に取り組んでみて感じたことは、望ましい姿(GOODサイクル)のトリガーとなる要因(レバレッジポイント)を設定することが想像以上に難しいということでした。
自分たちが取り組んでいる社会課題の解決について、多くの人の共感を得て“志金”を集めるためにも、既存の事業等の枠組みから視野を一旦ズームアウトして、社会課題の背景を掘り下げていくことが必要であると思いました。
2021年8月3日(火) の次回は、課題整理の新たなフレームワーク「相関図」について学習・実践する定例ミーティングを開催します。
「相関図」は、自団体だけではなく、課題解決に取り組む他のステークホルダーも含めて全体像を整理するフレームワークであり、「変化の法則」で感じた課題を解く糸口になるものと感じています。
引き続き、よりよい「社会を変える」計画と”志金”調達計画の作成に向け、各支援先・トレーニー・ファンドレイザー一丸となって、歩みを進めていきたいと思います!