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へなちょこ・しゅん/ハワイ生活20年、脳腫瘍&癌、人生盛り沢山

パイナップルの思い出

2017.02.03 07:06

美味しいパイナップルは、芯の部分も美味しく食べれたりします。

ハワイでその「食べられる芯」を食べて、びっくりしたのを覚えています。

っていうか、パイナップルは馴染みのある食べ物ではありませんでした。

高校を出て大阪で暮らすようになり、

わたくしはなんばの飲み屋でバイトを初めました。

その時、一番高いメニューが、パイナップルを盛りつけたものでした。

パイナップルを縦に4つに切り分け、

そのパイナップルの実を上の写真のように細かく切り分け、

交互に押し出します。

あ、この写真はハワイで撮ったものなので、新鮮なものです。

なので、芯の部分もカットして食べられるようにしていますが、

わたくしが大学一年生で盛りつけていたパイナップルは、

とっても硬い芯を持っていました。食べられるものではありません。

で、芯を残し、実をくりぬく感じでカットして盛りつけておりました。

イチゴとさくらんぼと、何か忘れましたが、花がついていました。

飲み屋のおねーちゃんを同伴したおっちゃんが、

酔っぱらった勢いでオーダーするためか、

いつも食べ残しが乗っかったまま帰ってきます。

バイトなわたしたちは、料理を洗い場まで下げてくると、

その食べ残しパイナップルを一切れいただいておりました。

正直言って、あんまり美味しかった記憶はありません。

が、働いてる途中の一口は、胸が満たされるのでありました。

そういう記憶が脳に焼き付けられているせいか、

あんまりパイナップルを食べたいとも思いません。

これは新鮮なパイナップルやから美味しい!

と言われても、なんだか気乗りしないまま、ぱくりと一口。

おお、美味いやん!

そこから数日はパイナップルが好きなんですが、

しばらくすると、また同じ思い出に包まれています。


まあ、しょうがない。。。。