英語学習はピアノ(スポーツ)と一緒!?
私の好きなものトップ3を挙げるならば、
第1位 音楽
第2位 英語
第3位 手帳作り
というところでしょうか。
音楽は聴くのも、演奏するのも(主にピアノとウクレレ、時々ギターとベース)、歌うのも大好きで、私にとっては、まさにNO MUSIC, NO LIFEです。
最近は大好きなミュージカル、リトルマーメイドの中から一曲、「IF ONLY」というカルテット(四人で違うメロディーを同時に歌う歌)をピアノで練習中です。
全部で13ページもある楽譜、しかも途中でコードチェンジが何回もあって、そのたびに#や♭を覚えないといけなくて、指と頭がこんがらがりながら、夜な夜な練習しています。(電子ピアノなので、一人になれる夜中が一番のピアノ時間♪♪)
とりあえず7ページ目までは何とか弾けるようになってきたので、あと半分、頑張ります。
練習しながらふと思ったこと。
それは、英語学習もピアノと同じだなー、ということです。
初見の楽譜を見て、まずは音を探しながらカタコトのリズムで弾き始めます。
なかなかスラスラは弾けなくて、1ページ弾くのがやっと。
でも、ざっくりメロディーが奏でられるようになったら、完璧でなくてもカタコトでも、とりあえず前に進むのが私のやり方。
最初のパートもまだカタコトなのに、新しいメロディーとコードに苦戦しながらも、前に進み、1回弾くごとに、最初から弾きます。
するとどうでしょう。
苦戦している2パート目に一生懸命になっているうちに、知らないうちに最初のパートがスラスラ美しいメロディーで弾けるようになっています。
そんなこんなでどんどん前に進んでいるうちに、まだまだカタコトだった部分が、どんどん上手になってくるんです。
難しいけど、前に進みたい。
まだ上手く弾けないけど、メロディーが、和音が、美しくて、何度でも弾きたい。
楽しい!
これって、英語でも同じことが言えます。
完璧じゃなくても、カタコトでもいいので、まずはどんどん口を動かして言ってみる。
前に覚えたものが完璧じゃなくても、新しいのを覚えたらどんどん練習する。
すると、だいぶ前に覚えた英語が、いつの間にか上手になってる。
今やっていることはまだ上手に言えなくても、ふと振り返ってみると、できることが増えている。
言えてる!楽しい!
そして、もうひとつ英語もピアノも同じだな、と思うのは、「練習」が大事ということ。
楽譜を何時間見つめて理解しても、ピアノの音を出すのは指。
指を動かして練習しなければ、決して上達することはありません。
スポーツも、体の動かし方をいくら本で勉強しても、体を動かさなければ上達しません。
英語も同じ。
いっくらテキストを見て文法を理解したり、文章を覚えようとしても、
英語を発するのは口です。
英語を聞くのは耳です。
口を動かして練習しなければ、決して「英会話」が上達することはありません。
何度も繰り返し耳で聞かなければ、決して「リスニング力」が高まることはありません。
お手本(CD)を聞いて真似する。
テキストを声に出して「音読」する。
覚えたフレーズを声に出して言ってみる。
これを、学習している本人が楽しいと思えること。それがとっても重要です。
私のピアノ、特に誰に聴かせる予定もなく、発表する場はありません。
でも弾くのが楽しいから、自分で弾いた音楽を聴くのが嬉しいから、(やらなきゃいけないこともほったらかしで笑)何時間でも弾いてしまいます。
あと1回だけ、あと1回だけと思いながら。
それは、楽しいから。
私にとって英語も同じでした。
楽しいから、上手になるのがうれしいから、どれだけでも練習した。
特に英語の歌を歌うのが大好きで、上手に歌えるまで何度でも繰り返して歌い続けた。
英語で他の国の人とおしゃべりするのが楽しくて、間違っていたってどんどん話した。
そうしたら、いつの間にか得意になっていた。