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従業員と個人事業主との境がなくなっていく時代がやってくる。働き方の未来①

2017.02.04 11:39

コンビニバイトもノルマがあるんですね。。。

楽しく恵方を向いて食べる縁起物を売っているお店のスタッフが苦しんでいるようでは縁起が良くなるとは思えないですよね。

ソーシャルメディアサラリーマンのイッシーです。


昨年からブラック企業やらブラックバイトのニュースが多くなりましたね。

なぜ急にこういうニュースが増えたのでしょうか?

この手の話は昔からよくあり最近になって急に起こった出来事ではないハズ。


さて、いろんな会社も長時間労働の是正で早く退社する動きが増えてきてますね。

昨年の8月に安倍内閣h、一億総活躍社会実現のために働き方改革担当大臣を設置し、加藤勝信を指名。その後、「実現会議」が何度か行われている。


そして、厚生労働省では、約20年後の2035年頃を見据え、少子高齢化や技術革新により、多様な働き方ができるようするにはどのような仕組みが必要かを検討すべく、本年1月から「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」懇談会を開催し、議論をした報告書がある。

その報告書はこれです。

「働き方の未来2035:一人ひとりが輝くために」


まあ、長いので

僕が一部ピックアップしますね。


人々がいつでもどこでも「働かされる」事ではない。 2035 年には、各個人が、自分の意思で働く場所と時間を選べる時代、自分のラ イフスタイルが自分で選べる時代に変化している事こそが重要である。技術革 新の成果はそのために積極的に活用されるべきだ。 


2035 年の企業は、極端にいえば、ミッションや目的が明確なプロジェクトの 塊となり、多くの人は、プロジェクト期間内はその企業に所属するが、プロジ ェクトが終了するとともに、別の企業に所属するという形で、人が事業内容の 変化に合わせて、柔軟に企業の内外を移動する形になっていく。その結果、企 業組織の内と外との垣根は曖昧になり、企業組織が人を抱え込む「正社員」の ようなスタイルは変化を迫られる。 


個人事業主と従業員との境がますます曖昧になっていく。組織に 所属することの意味が今とは変わり、複数の組織に多層的に所属することも出 てくる。


働く人は仕事内容に応じて、一日のうちに働く時間を自由に選択するため、 フルタイムで働いた人だけが正規の働き方という考え方が成立しなくなる。同 様に、それより短い時間働く人は、フルタイマーではないパートタイマーとい う分類も意味がないものになる。


自立した個人が多様な価値観をもって自由に働く社会では、働く人の 企業への帰属意識は薄れ、疑似コミュニティとして機能することは難しくなっ ていく。これまで企業が担ってきたコミュニティの役割を、代替するものが生 まれてくるに違いない。 生活を重視する流れが強まれば、実際に居住する地域コミュニティの役割が 再び重要になってくる可能性もある。地域コミュニティでの相互扶助などが働 く人を支えることもあり得る。一方で、SNS などを利用したバーチャルなコミュ ニティが一段と重要な位置を占めるようになっているのは間違いないだろう。 


空間や時間の制約を受けない多様な働き方が一般的になると、性別や人種の 壁、国境といった制約が急速に消滅する。それぞれの人が自分の能力や志向に あった働き方を選択し、それが社会として調和する時代がやってくる。 


個人が自立して働く社会では、これまで以上に失業等の事態が生じた場合に 対する、適切なセーフティネットの構築が重要になる。2035 年においては、複 数の仕事をすることが当たり前になっていくことで、失業から生じるリスクは ある程度低下させることができるだろう。しかし、雇用を前提としない働き方 も増えていること、大きな環境変化が生じ得ることを考えると、失業した人が、 より適切な形で再び社会で活躍できるようなセーフティネットの構築が十分に なされているべきである。そう考えると、セーフティネットの基本は、後で述 べるようなキャリアアップ、キャリアチェンジのための充実した職業教育であ り、それに対する財政的支援を主として考えていくべきだろう。 


などなど・・・

もっといろんな事が書かれているので時間がある時に読んでほしい。

これは20年後の未来を想像しての懇談会の報告書ですが、じゃあ僕はその時は定年だから関係ないね。とは思わない。もっと早いうちにこんな社会がやってくると思う。

安倍首相も以前から「我が国から『非正規』という言葉を一掃することを目指す」と述べているし、今は長時間労働に関して敏感と思うくらい企業が動いている。

始めに書いたコンビニノルマや先日ニュースになった高校生バイトの病欠による法律違反のペナルティなどSNSで投稿したらすぐ世間から叩かれる時代なのだ。

ブラック企業・ブラックバイトのGメンがいるんだろうね。

あっ、調べたら労働Gメンという人が居ました。労働基準監督官の事です。

もし、僕が労働Gメンなら間違いなくSNSを徹底的に調べますね。特に匿名で投稿しやすいTwitter。


さて、もう年功序列は終止符を打ちました。長時間労働の是正により成果主義になる。

同一労働同一賃金を行う事により、非正規もパートもなくなる。

じゃあ、僕のようなサラリーマンはどうなるのか?

今のうちどうすればいいのか?

会社にぶら下がっている・しがみついていりゃなんとかなった時代はもうお終いです。

ちょっと長くなるのでこの続きは次回に。

僕にとってとっても関心があるテーマなのでシリーズで書いていこうかな。