ドクターズコスメとは？

皮膚科化粧品というのは、美容皮膚科や美容クリニックなどの医師が開発に携わっているスキンケア化粧品のことを指します。

一般的にドクターズコスメと言われますが

まず、特徴的なのは化粧品に含まれる成分内容です。

医師が処方できる医薬的な成分を含んでいることが多いので、一般的な化粧品と比較してみると美容効果や機能性が高いところが魅力です。

また、成分の配合量にも重点を置いています。

同じ成分でも一般的な化粧品よりも配合量がかなり多くなっています。

皮膚科学を熟知した医師にしか扱えないような美容成分を、法律で定められた限界ギリギリまで高配合している化粧品が目立ちます。

実際に使ってみると、市販の化粧品との効果の差に驚く人も多いみたいです。

【ドクターズコスメのメリットとは？？】

1.成分が安心、信頼出来る

皮膚治療などの経験をもとに、『本当に肌に効き目がある！』と思う成分を選んで配合しているのが特徴的です。

詳しい知識を持たない私たちに代わって成分を見極めてくれているわけですから、素人判断で選ぶ化粧品としては信頼度が高いと言えます。

2.トラブル肌でも安心して使える

商品開発においては、医師が科学的根拠に基づいて肌トラブルにならない成分を選んでいます。

安全性に関しては妥協をしていませんので、お肌がデリケートな人でも安心してスキンケアに使うことができます。

3.機能性の高い美容成分が使われている

市販の化粧品には使われていないような機能性の高い美容成分が使われている商品が目立ちます。

有名なところでは、「EGF」「FGF」「フラーレン」「ハイドロキノン」「APPS」といった有効成分が挙げられます。

【ドクターズコスメの種類】

普段から美しい素肌を保つためのスキンケアコスメとして、一般的な化粧品ブランドとは一線を画すようなイメージのあるドクターズコスメ。種類は

美白系

高いホワイトニング力を持った美容成分を配合しているタイプです。

ドクターズコスメならではの成分としては、「APPS」や「ハイドロキノン」等。

特に強い作用のあるハイドロキノンは肌の漂白剤とも呼ばれていて、一般的な美白化粧品に含まれているアルブチンの100倍ものホワイトニング力を持っていると言われています。

エイジングケア系

顔のたるみ取りやシワ治療で処方されることが多い、医薬品に準じるような美容成分を配合しているタイプです。

ドクターズコスメならではの成分としては、「フラーレン」「EGF」「FGF」「アルジルリン」などが有名。これらの成分は、血行促進作用や代謝促進作用が高く、『肌にハリが出る。』『シワが目立たなくなった。』と、とにかく一度使うと手放せない方も多いと言います。

皮膚の血行が良くなることでコラーゲンの保護や生成がスムーズに行われますので、肌の弾力と柔軟性を保つのにも効果的。

敏感肌系

肌の刺激となり得る成分を徹底的に排除したタイプです。

低刺激の保湿剤を主成分としている商品が目立ちます。

ドクターズコスメならではの成分としては、「セラミド」「プラセンタ」「アスタキサンチン」「ペプチド」などが有名。

これらは、角層を守るのと同時に保湿効果も期待できる成分です。

バリア機能の働きを助けて、刺激物を皮膚に侵入させない効果が高いと言われています。

皮膚が過剰に反応しやすく、肌荒れ、発疹、かさつきなどがすぐに出てしまうのが敏感肌。

特に、アトピー肌は適切なスキンケアが難しいので、『なんとかしたいのにどうにもならない・・・。』と悩んでおられる方が多いと思います。

低刺激第一のドクターズコスメを利用して、お肌に負担をかけないシンプルなスキンケアに取り組んでみてはいかがでしょうか。

ニキビケア系

ニキビを治すということではなくて、ニキビを繰り返すのを予防することを前提にしているタイプです。

ドクターズコスメならではの成分としては、「ビタミンC誘導体」「グリチルリチン酸」「サリチル酸」「イソプロピルメチルフェノール」などが有名。

これらは、ニキビの原因菌を殺菌したり、弱っているお肌を回復したりするのに高い効果を発揮します。

【ドクターズコスメと普通化粧品との違い】

ドクターズコスメと普通の化粧品で大きく違うところは3つ挙げられます。

ドクターズコスメの特徴としては、

・医学的な観点から医師が研究・開発に携わり、有効な成分のデータや皮膚科学の臨床データを元に作られている。

・普通の化粧品には使われていないような効果の高い美容成分が使われている。

・商品化開発の際の費用がかさむため、普通の化粧品より若干価格が高め。

といったことが挙げられ、普通の化粧品とのはっきりとした違いと言えます。