糖尿病性腎症について考える⑥
おはようございます。
今日はあいにくの雨ですね。なかなか降っているようです。午後から友人と「脱出ゲーム」ってやつをしに出かけるのでちょっと雨が気にはなりますが、まーいいでしょう。
そーいえば、皆さん、昨日の世界不思議発見はみましたか?
そうです。ちょうどラオスでした。僕は3月にラオスに行くのど、楽しく予習ができてよかったと思っています。
こんな感じらしいです。↓
またまたそーいえば、
先日、4月からの新職場での健康診断や制服の採寸、リハビリ科トップとの軽いお話、チーム分け、学会のお手伝いについてなどなど、色々と大変でした。
とりあえず、僕は手外科・脳外科・神内・がん(主に小児)などの全てをまずはみていくことになりそうです(経験者なので、後で自分でチームを選んで欲しいとのことでした。)。
ほどほどのプレッシャーです。
これまで質よりも数をこなすことに多少なりとも慣れてしまっていた自分がいたので、ちょっと気を引き締めて、質の高いリハビリテーションを患者さんに提供できるように、明日からは心を入れ替えようと思います!
では、前回の続きですね。
CRSについての説明でした。
これがまた結構奥が深いというか、「あ〜、なるほどね!」って感じです。
ざっとお話しします。
まずはこれですね。
前回もアップしました、CRSの基本的な機序になります。
J Am Coll Cardiol 2008;52:1527–39より参照。
著者のClaudio Roncoらは、CRSには5つのタイプがあると言っています。
ざっくりといえば、
タイプ1
急性心不全→急性腎障害
タイプ2
慢性心不全→慢性腎障害
タイプ3
急性腎障害→急性心不全
タイプ4
慢性腎障害→慢性心不全
タイプ5
全身性疾患→慢性心不全・腎障害
個人的には、タイプ2・4がリハビリテーション介入する上では、1つミソではないかと思っています。
結局、CKDであっても慢性心不全であっても、適切な処置をしなければ進行してしまいます。最悪のシナリオは死亡ですよね。
明日は、具体的に、どのようにアプローチを考えて行くのかを僕個人の考えを書いていきたいと思います。
では!