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花粉症

2017.02.05 10:31

花粉症の症状は、

初起は大体同じ。

透明な鼻水・クシャミ・鼻の塞がり・鼻や目の痒み

「表証」


初起の段階から、

黄色い鼻汁だったり、黄緑色だったりする場合

「裏証」


表証と裏証では当然治療法が違い漢方薬も違ってきます。


初め表証でも、

だんだん裏証に変わったり、

時々裏証の症状になったり、

ずっと表証のままだったり、

初めから裏証だったり、

それぞれあります。


裏証の病状としては、

鼻水が透明であっても、

*だるさが強くなってくる。

*食欲がなくなる。

*浮腫みがででくる。

*頭痛や喘息、咳や皮膚炎などの病状を伴いやすくなります。


漢方では、

風の中に含まれる病邪「花粉」の侵入を防ぐ力を補う事が大切とされます。


花粉症の表証は、

皮膚粘膜の気と体の中の気が充実していれば、

症状は出ないと考えます。


ただ、

もともと裏証を持っている方は、

花粉によって悪化しやすくなります。


もともと寒がりで鼻水が出やすい方。

もともと鼻がつまりやすい方。

もともと疲れやすく汗をかきやすい方。

もともと食べ過ぎている方。

もともと食欲がなくお腹か弱い方。

もともと風邪を引きやすく咳が長引く方。

など…。

裏とは身体内部の臓器、消化器官ということです。


花粉症は、

もともとの裏証を危機管理しておくことも大切ですね。