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実ある教育を語る会

第47回研究会(2021.07.28)

2021.07.30 10:36

 今回の研究会では、若手メンバーがこの会を通して『何を学ぶことができるのか』『どのように成長できるのか』をテーマとして話合いを行いました。

 今回の話合いをまとめたものが上記の黒板です。

 若手教員の日頃の学校生活での悩みや不安な点を基に、自由に発言を繋いでいきました。

 話し合う中で『学級経営』『授業』『教師としての自分』と、若手教員が抱く課題として大きく3つのテーマが見えてきました。


 以下は、その内容です。

『学級経営』

・学級で自分らしさを出すことができない。忙しくバタバタと過ぎていく日々を過ごすことで精一杯となってしまい、深く子供たちと関わりを持つことが難しくなってしまっている。

・一人一人平等に全ての子供を見てあげたい気持ちはあるが、どうしても気になる子供にばかり目がいってしまい、周りが見えなくなることがある。

・保護者との関わり方に悩んでいる。今は、コロナ禍の状況もあり、なかなか保護者と関わる機会がもてなくなっており、保護者と良い関係を作るきっかけをもちづらい。


『授業』

・教材研究をする時間が不十分。そのことにより、授業で子供の心を掴むような手立てができなかったり、子供たちの分かったという達成感を味あわせてあげることができなかったりすることがある。

・教科書通りの授業はできるようになってきたが、時には教科書から飛び出した授業で子供たちの学習意欲を高めたいと思う。しかし、教科書を見ただけでは、なかなかよいアイディアが出てこないのが現状である。


『教師としての自分』

・子供と関わる時間以外の仕事があまりに多い。そういった職務をうまくこなすことができず、子供と関わる時間が減ってしまっている。

・家と職場の往復。普段いる場所が家と学校となってしまい、自分の見識を広めることができない。

・時間外勤務の時間が多い。時間外勤務も授業準備だけをしているわけではなく、事務的な仕事も多い。それらを効率よくこなすことができず、ズルズルと時間だけが過ぎていってしまう。

・学校で自分はこのようにありたいというポリシーとなるものを確立できていない。


以下は、先輩教員からのアドバイスをまとめたものです。

1、本音で話し、自分で考え実行すること。

 失敗も経験であり、やってみなければ分からないことだらけ、いいなと思ったらとりあえず実行してみる。ただ、注意すべきなのは独りよがりにはならないこと。自分がしたいからしていることが、本当に子供たちのためになっているか、実があるかを振り返ることも大切である。


2、初めから楽なことだけを考えない。

 昔苦労をしたからこそ、教師としての今がある。

つらいこと、悔しいこと、多くのことを経験すると思うが、一つ一つが自分のためになると思って取り組むこと、それが必ず自分の力になる。


3、子供たち一人一人を特別だと思うこと

 子供や保護者との信頼関係を築くことが何より大事である。子供や保護者に、教師自身を特別に感じてもらうには、毎日子供たちと話す、毎日交換日記をするなど、手法は様々であるが、子供が学校では、「先生が自分のことを特別な存在だと認めてくれている」と感じることで、良い関係も築くことができ、それが保護者との良い関係を築くことにも繋がる。



   以下は、今回参加しての自分の感想です。

 今回話合いをすることによって、若手教員がそれぞれ悩みを持っていること、先輩の先生も今までに多くのことを悩んでこられたことがよく分かりました。自分自身、教師としてまだまだ未熟であり、色々考えて実践しても空回りすることが多々あります。

   しかし、まずは失敗を恐れず、これからもいろいろなことにどんどんチャレンジしていきたいなと思いました。ただがむしゃらに突き進むのではなく、子供たちにどのような力を身に付けてほしいのか、どのような人に育って欲しいのか、子供たちのことを常に第一に考えて行動していきたいです。

 そして、さまざまな経験を経て、教師としての自分の在り方を考え、自分の『核(ポリシー)』となる部分を見付けることができたらいいなと思いました。

 この夏休み期間に、自分をもう一度見つめ直し、充実した楽しい2学期としていけるよう、頑張っていきたいと思います。


                                                     荒木 弥