上滑りする理解
2021.08.02 02:07
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音読ってしたことありますか?
子どもの頃は
国語の宿題になったり
授業中、みんなの前で音読させられたり
つまらずスラスラ読める子は
褒められたり。
だけど実は、
スラスラ読める と
内容の理解 は
別モノです。
最初からスラスラ読めると
かえって内容理解が
上滑りして、
わかったつもり
に、なりやすいものです
あるいは、スラスラと
滞りなく音を出すことに専念するあまり
内容はまったく頭に残らない
なんてことも。
そんなとき、
スラスラ音読したあとに、
だいたいどんな
内容が書いてあったか
説明してくれる?
って聞くと
案外答えられなかったりします。
もちろん、
大人にも同じことが起こっています。
書籍を読んだり、
講演会に行って
その文言だけを覚え
これってこういうことだよね。
うん、わかる。
何回も聞いた、
あのひともそう言っていた。
知ってる。
・・・なのに
なぜか現状は一向に変わる気配がない
そんなとき
すばらしい文言だけが
上滑りして
理解したつもりになっていないか
チェックしてみてください
そのコトバの本意は
どこにあるのかと。
内容が理解できたかどうかは
実践が伴ったときにわかります。
聞いてすぐ、読んですぐ
はい、できました!
なんてことには
なかなかならない。
しかし、
佳きコトバをもって
暮らしていると
ある日、
あ!
これが、まさにあのことだ!
と、腑に落ちる瞬間が訪れます。
あ、、そういえば最初から、
こう言われていたよね、、ふふっ( ̄▽ ̄)
やっとわかった、、
って思わずニンマリします。
そのときはじめて
佳きコトバが我が身のなかで
人生哲学として生き始めます。
ズレても、またやってるw、、と
自ら軌道修正する力となるのです。
Thank you for reading my blog.
Sofie KT.