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家を買う前に考えたいこと

2021.08.02 22:21


L:time代表の足野です。



さて、皆さんの中にも現在自宅の購入や新築を検討しておられる方や、持ち家に憧れがあるという方も多いのではないでしょうか。



私自身も憧れて数年前に自宅を新築しました。



今回はこれから家の購入を考えておられる方に、家を買う前に考えたいことについてお伝えしていきます!




【家は資産?負債?】

いきなりですが、皆さんに質問です。

「持ち家は資産でしょうか?

 はたまた、負債でしょうか?」


 


答えは、「状況による」です。



まずは資産と負債の定義ですが、

Wikipediaによると、

資産とは、会計学用語であり、財務会計および簿記における勘定科目の区分の一つ。会社に帰属し、貨幣を尺度とする評価が可能で、かつ将来的に会社に収益をもたらすことが期待される経済的価値のことをいう。

負債とは、企業会計用語で、将来的に、他の経済主体に対して、金銭などの経済的資源を引き渡す義務のこと。

とされています。


また、著書「金持ち父さん、貧乏父さん」の中では、

「もし君が今日働くのをやめても、資産は君のポケットにお金を入れてくれるが、負債はポケットからお金をとっていく。負債を資産だと言う人が多すぎる。資産と負債、この2つの違いを知ることがとても大事なんだよ。

と書かれています。



つまり、現在または将来的に利益になるものが資産であり、逆に支出になるものが負債ということになりますね。



それでは、あなたの家はどうでしょうか。



あなたの家が現在または将来的に売却益や家賃収入、太陽光発電などで利益を生むことができればそれは「資産」です。


しかし、住宅ローンの支払いや固定資産税、維持費、保険料などの支出ばかりだとすればそれは「負債」ということになります。



実際に自宅を購入すると多くの方が住宅ローンで多額の借金を負い、長期間かけて返済していきます。


つまり、負債を抱えることとなりますね。


しかし、家賃を払うくらいならローンを組んででも自分の家を持つ方が良いと考える方もあると思います。



実際に自宅を購入する際に、「家賃に+αで家が買えますよ」というセールストークを聞くことがあります。


家賃に少しプラスするだけで自分の家が持てると思うとワクワクしますよね。



でも、本当に家賃+αで家が手に入るのでしょうか。ここでは簡単に試算をしてみたいと思います。


現在、家賃7万円のアパートに暮らしているとします。

金利1.2%、30年ローンで2,500万円借り入れした場合、月々の返済額は約8.2万円になります。

本当に家賃+αで家が買えますね。


さらに、ボーナス払いで約6万円支払うことにすると月々の返済額は約7.2万円となり、なんと月々の支払いは家賃並みとなります。



しかし、ここで気をつけたいことがあります。


持ち家には維持費(修繕費)、固定資産税、保険料などの支出が重なるということです。


固定資産税は土地や家の大きさ、評価額によって異なりますが、先程挙げた項目の総額で年間40万円とすると月々約3.3万円支出が増加します。


これだけで、月々の支払いは約10.5万円となります。


さらに、ボーナス払いなしとすると月々の支払いは約11.5万円となり、実際には家賃の約1.7倍にもなってしまいました。


これでは、家賃+αどころではないですね。



このように住んでから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、購入する前にローンの返済額だけではなく、あらゆる支出を考慮して無理なく返せる金額を試算すること、そして少々時間がかかっても少しでも金利の安い商品を選ぶことをお勧めします。



また、長い目で見ると光熱費や維持費が抑えらる構造の家や中古物件なども家選びの選択肢にするのも良いと思います。



今回は家を購入する前に考えたいことを書きました。


少しネガティブな内容もあったかもしれませんが、マイホームに夢や憧れを持っている方も多いと思いますし、マイホームでの生活が人生をより豊かにしてくれることもあると思います。


実際に私もマイホームでバーベキューをしたり、子どもと一緒にプールで遊んだりと楽しく過ごしています。



経済的自立の観点から言えば借金は無い方が良いとされていますが、負債である持ち家から利益を生むことができれば借金は投資へと名前を変え、負債を資産へと変えることができるかもしれませんね。


まずは、自分の家は資産なのか、それとも負債なのかを考えてみるのも良いと思います。



今後は、無理なく返済できる金額の試算の仕方やローン返済期間の目安、繰り上げ返済についても書く予定にしていますので、参考にして頂ければ幸いです。