UBERから見るアフリカのレビュー事情

アフリカに来てまだ1週間しか経ってませんが、UBERの浸透率はもの凄いものを感じます。

呼んだらすぐ来るし、深夜とかでも普通に捕まります。

まぁ背景としては、途上国ならではの

・夜の治安が圧倒的に悪い（徒歩は危険）

・通常タクシーの決済フローがイケてない（ボラれる）

・タクシービジネスは商売として始めやすい

などの要因があるようですが。

UBERからは脱線しますが、ちょっと前に『レビューサイト』のようなモノがアフリカで流行るんじゃないか、と考えた事があります。

アフリカでは特に『口コミ』などがもの凄い効果を発揮すると聞いた事があるからです。

WEB上での情報なんて殆どアテにしておらず、地元のおじいちゃんや友達の意見を参考にしているケースの方が多いように感じます。

そして、その特性を活かしてアフリカに口コミ系のバイラルメディアを持ち込もうと考えていました。サイト構築のナレッジはちょっとサイバーエージェントでかじっているし、何ならエンジニアの知り合いも超いるので相談もしやすい。

何より、アフリカにイケてるメディアは無いんじゃないかと考えてました。（失礼。。）

ただ、口コミメディアはあまり機能しないかも、と思い始めてます。

何故かと言うと、そもそものレビューの質が関係性に左右されやすいからです。

どういう事かと言うと、例えば、ここでUBERの話に戻します。

彼らUBERのタクシードライバー（もちろんアフリカ人）は、運転の技術がそんな高くないのに、10人に2～3人の割合とかで

「俺に☆5付けてくれ。あんたのレビューも☆5にするからさ」

と話しかけてきます。

（※僕はまだそんな頻繁に乗ってないので、統計的には違った数値になるかもですが、あくまでも個人談です）

（↑目的地に到着後、レビューの話を持ちかけてきたドライバー）

こうなってしまうと、レビューの☆があまり意味を成していないわけです。

中にはちゃんと付けてる人もいるとは思いますが。

あまりドライに評価せず、その人とのちょっとした会話とかで仲良くなったから☆5付けちゃうとか、普通に有り得そうな気がしています。

肌感ですが、今まで捕まえたUBERのレビューは、だいたい4.0～4.5の間くらいが平均値な気がします。まぁ、そもそもアフリカの公道で質の高いドライビングを要求するとかが結構無理のある話なのかな、とも思うのですが。。