イベルメクチン
https://pochitama.pet/wp/administrationofivermectin?fbclid=IwAR0MaoycV_Q5uG3pDcKVp6uc6eyVLXs-U713Ln2SXhqmwQPpNNyWVLAz6fI 【コロナ予防!?SNSに溢れるイベルメクチンの飲み方を試す前に!】より
新型コロナウイルスに関係する内容の記事です。
新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている情報もご確認ください。またワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。
こんにちは。医薬品個人輸入サイト「ぽちたま薬局」のもっちです。
イベルメクチンを個人輸入して服用するという方に、ちょっとだけ話をさせてください。
※犬のフィラリア予防薬ではなく人間用のイベルメクチンの話です。
高用量のイベルメクチンの飲み方は安全性が分かっていない
イギリスに次いで日本でもコロナに対するイベルメクチンの臨床試験が開始されました。
ツイッターでは連日イベルメクチンの飲み方について未確定の情報が飛び交い、予防や治療を目的に自己判断で服用する方が増えています。
しかし、イベルメクチンの研究はまだ始まったばかりです。コロナへの有効性も高用量に対する安全性も確立されていません。
どんなリスクがあるのか、まだ誰も分かっていないのです。
さらに注意してほしいのが、高齢者、妊婦、15㎏の幼児の服用です。
これらは、承認されている一般的な投与量でも安全性が確認されていません。
予防のために高齢のご両親や妊娠中の奥様に、医師への相談もなく飲ませるというのはとても危険な行為なのです。
参考までに一般的なイベルメクチンの飲み方を紹介します。
承認されているイベルメクチンの飲み方
・1回につき0.2mg/kgを服用。体重60kgであれば、1回12mg。
・線虫症では2週間間隔で2回服用する。
・疥癬の場合はまず1回だけ服用し、その後感染が認められた場合は再投与を検討する。※角化型疥癬(ノルウェー疥癬)の場合は最低2回の服用が推奨される。
・いずれも空腹時(食後2時間)に水だけで服用。牛乳や乳製品で飲んではいけない。
コロナに有効!?イベルメクチンの副作用と注意点!購入前に知ってほしいこと
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新型コロナウイルスに関係する内容の記事です。 新型コロナウイルス感染症については、必ず1次情報として厚生労働省や首相官邸のウェブサイトなど公的機関で発表されている情報もご確認ください。またワクチンに関する情報は首相官邸のウェブサイトをご確認ください。 ..
ツイッターで出回っているイベルメクチンの飲み方は、世界各国で行われている臨床試験の資料を基にしているようです。
臨床試験は研究機関によってプロトコル(臨床試験の計画)が異なるので、イベルメクチンの投与量がそれぞれ違っています。
どれが正しいとは定まっておらず、それを確かめるための臨床試験なのですから当然ですね。
FLCCC(Front Line COVID-19 Critical Care Alliance)という研究チームのプロトコルでは以下のような飲み方が試されています。
予防に関するイベルメクチンの飲み方
高リスクの方のための予防治療
医療従事者や密を避けられない人の予防方法です。
1回につき0.2mg/kg(食前または食後に服用)。体重60kgであれば、1回12mgを服用ということですね。
当日1回服用、48時間後にもう一度、以降週1回服用。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)曝露後の予防治療
コロナ陽性者と濃厚接触したなど、コロナウィルスに接触した後の予防です。
1回の投与量は0.2mg/kg。体重60kgであれば、1回12mgを服用となります。
1日目に1回の投与を行い、48時間後に2回目の投与をする。
早期の外来治療に関するイベルメクチンの飲み方
コロナの陽性となり、重症化する前のイベルメクチンの飲み方です。
1回につき0.2~0.4mg/kg(食前または食後に服用)。体重60kgであれば、1回12~24mgです。
1日1回、5日間、または回復するまで服用。
イベルメクチンの一般的な飲み方(腸管糞線虫症の治療の場合)は12mgを2週間間隔で2回なので、これはかなりの高用量となります。
当然副作用のリスクはそれだけ高まるということ。
最後に猛威を振るうデルタ株にワクチンが効かないのではないかとの不安が広がる中、イベルメクチンで予防したい気持ちは私も一緒です。
でも、ちょっと待ってください。
イベルメクチンは今各国の研究チームが猛スピードで検証している最中で、日本で臨床試験を開始した興和は年内の承認を目指しているそうです。
ということはイベルメクチンがコロナに有効か否かは年内には分かるのです。
私は臨床試験の結果が出るまではワクチンを打って、高容量のイベルメクチンが安全だと分かってから、然るべき飲み方でイベルメクチンを服用しようと思っています。
マスクを着用し、密を避け、手指の消毒徹底していれば、まずコロナにはかからないのですから。
何もリスクがないのに、わざわざ人柱になる必要はないのです。
https://ameblo.jp/drminori/entry-12684558172.html?fbclid=IwAR3gKi0fjjQeFEVucJMtVJZcmZuswQWSYQrI75T0F9Kdo0OO5Yl26ERBiGk 【イベルメクチンの臨床治験開始】 yori
患者さんのリクエストで1日1記事は主に新型コロナウイルス関連の医療ニュースをお届けしています。
今日は医師サイトに掲載されていた医療ニュースをシェア。
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イベルメクチンの臨床治験開始 コロナ治療での効果は
2021年07月01日(木) 19:25 配信 朝日新聞デジタル(アピタル) 医療
新型コロナウイルス感染症の軽症患者を対象に、抗寄生虫薬「イベルメクチン」の効果や安全性を調べる臨床試験(治験)を国内で始めると、医薬品を手がける興和(名古屋市)が1日、発表した。
2015年にノーベル医学生理学賞を受賞した大村智・北里大特別栄誉教授の研究をもとにした薬で、国内では消化管の寄生虫が引き起こす感染症やダニによる皮膚感染症の治療薬として承認されている。
新型コロナの治療薬としては承認されておらず、北里大病院などが主に軽症の患者を対象に、医師主導の治験を昨年9月から続けている。
だが、医師らは日常的な医療活動を優先せざるを得ない事情もあり、予定よりも遅れているという。
大村さんらが興和に依頼する形で治験が実現する。
治験の方法や開始時期は、医薬品の審査を担う医薬品医療機器総合機構(PMDA)と協議して決める。
現段階では、東京、大阪、名古屋などで陽性判明から3日以内程度の患者約1千人を対象に、薬か偽薬かを医師も患者も知らない「二重盲検」という方法で実施する予定だ。
同社の奥村睦男研究・開発本部長は「一刻でも早く始めたい。年内の治験終了をめざす」と話した。
新型コロナに対するイベルメクチンの治療効果については、重症化の予防効果がある可能性が指摘される一方で、世界保健機関(WHO)は3月、推奨しないとするガイドラインを発表している。効果が不確実で、メカニズムにも不明点が多いとした。
国内での薬の適応拡大にあたっては、製薬企業が厚労省に販売承認を申請する必要がある。
だが国内に流通するイベルメクチンの製造を子会社が担う米製薬大手メルクは、適応拡大に向けて動いていない。
現在承認されている用法以外の安全性と治療効果は示されていないという分析結果をこの春公表した。
このため北里大は、これまでに別の共同研究の経験もあった興和に治験を持ちかけた。
治験で効果が実証され、承認されることになれば、同社が国内の製造も担う予定だという。
発展途上国を中心に世界各地でも治験が実施されている。(天野彩)
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これは朗報ですね。
イベルメクチンは皮膚科医であれば誰でも知っている薬でしょう。
なぜなら疥癬(かいせん)の薬として使われているからです。
疥癬は「ビゼンダニ」という小さなダニが人の皮膚の最も外側にある角質層(垢になって落ちる部分)に寄生しておこる皮膚の病気で、人から人へうつります。
昔、皮膚科医をしていた頃、老人病院で疥癬が発生して、診断や治療に携わったことがありますが、当時はイベルメクチンがなくて、本当に大変でしたあせる
今や疥癬はイベルメクチン内服で治す病気になっているので、治療が劇的に変化したと言えます。
超高齢者にも投薬している状況を考えると、副作用が危険な薬とは思えません。
長期的な影響が不明なワクチンよりも、よほど安全だと思うのですが、ワクチンはすぐに緊急使用ということで承認されたにもかかわらず、イベルメクチンは承認されていないのが不思議。
しかもイベルメクチンは病人に投薬します。
健康な人には投薬しません。
一方ワクチンは健康な人に接種します。
だからこそ死ぬことがあってはならないと思うのですが、因果関係は不明とは言え、接種後に死亡した人の数が多いです。
安全性だけ考えればイベルメクチンのほうがリスクも少なく、しかもコロナにかかった人にだけ用いるので医療費も抑えられると思うのですが・・・。
早く承認されて治療に用いられることを期待します。