Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

Baby教室シオ

スナップ『彩りたまご』

2021.08.07 00:00

生徒さんよりたまごの殻を使ったペイント作品の画像が届きました。

今年はイースターを行うこともできずにいたので曲線のものを扱う経験ができ、また生徒さんらしいほんわかとした色彩で良い経験ができたのではないでしょうか。

筆先で丸く画いたであろう部分、右はらいのように力を抜いたはね、筆全体をぼてっと置いたものや一定の力加減ですーっと動かした部分など様々な手の微細運動を読み解くことができます。今後は細い筆で細かな筆運びの経験をさせ取組みに挑戦してみましょう。

さて夏休みどのようなことをさせようかといろいろと皆さん頭を捻っているのではないでしょうか。工作キットを購入する方法もありますが、できれば家にあるものやごみとして処分するものを活用して何かを作り上げるための思考も選択肢として考えてみてください。

また今回の卵のような食材は料理に挑戦することも含めた取組みも組み合わせることで2つの複合した経験をつませることもできます。場合によっては活きた知恵として新鮮なたまごの見分け方を学ぶ方法もあります。光に透かして卵黄が中央にあるのか、水に沈む様子で鮮度が良いのか悪いのかを判断する観察や実験的取組みやたまごの中を割って構造を学ぶこともできます。

日本の鶏卵事情は鮮度も値段も優良で生卵が食べられるなんて素晴らしい事なのです。しかし海外で生活するとそうとは限らず友人がたまごに中り苦しんだのを見たことがあります。そんなことを思い出し子供とたまごを1ヶ月常温に放置し、水に沈む様子を記録を付けながら観察し結構楽しかった記憶があります。ものの浮き沈みの実験としていろいろな食材を試すこともできるでしょう。時間がある夏休み、そしてコロナの感染対策で家にいる時間も長いでしょう。外で遊んで多くの経験ができないのは哀しいことですがピンチはチャンス、絶好の機会だと捉えて行動を起こしてみてください。