コロナ禍でも改革断行で黒字転換のアダストリア 多ブランド展開で進める“差別化”と“課題”
2021.08.02 22:01
今回は、アダストリアホールディングスについて少し。
文中、ファッション専門店の大型化戦略について解説していますが、もう一つの見方として、SC(ショッピングセンター)側の空きスペース問題も関係しています。
海外SPAや国内百貨店向けメーカーの複合店の撤退あとの居抜きスペースをどう埋めるか。
正直、ユニクロ、GU以外の選択肢探しの難しさも影響していると思います。
ユニクロは2004年に売場面積650坪の「ユニクロプラス心斎橋筋店」をオープン。
この店舗から、ユニクロの大型店化戦略が始まりました。
その当時のユニクロの国内売上は3,090億円で店舗数は637店。
そして現在の国内売上は8,068億円の815店と店舗数では1.28倍の規模ですが、
売上高では2.6倍も稼ぎ出しました。ここ15年くらいは店舗サイズの大型化が、
国内ユニクロの成長エンジンだったともいえます。
専門店のインチアップとは一朝一夕にはいきません。
しかし、学びは色々と有ると思います。
ご一読ください。