【制作事例】筆の洗い方
今回のご依頼は、
千葉市立稲毛小学校のすぐ前にある
川島書道教室の遙青(ようせい)先生から。
遙青先生の教室は
常に口コミやご紹介で生徒さんが
集まるので、ホームページもチラシもない。
なので、今回のご要望は
生徒募集!の営業用チラシではなく
教室で筆を買ってくれた
生徒さんたちに配るための
「筆の洗い方」の手順がわかるもの。
道具を大切に使う。
は、どんな分野でも大事なこと。
それが、
お家の人から買ってもらったものなら
なおさらよね。
ただ字を上手く書けるようになるだけでなく
感謝の気持ちを持って
道具を大切に扱う。
ということも、学んでほしい。
と言いながら、
先生は、私の目の前で
自ら筆の洗い方を教えてくれた。
その様子をそのまま動画撮影し
それだけを基に、制作開始!
ついつい筆のお手入れが雑になってしまうのは
やはり、小学生以下の子たち。
低学年の小さい子でもわかりやすく
楽しく読めるよう、明るい雰囲気かつ
イラスト多めにして
少しでも、道具に愛着を持ってもらえるよう
「中筆ちゃん」キャラ?も
こっそり配置 (´艸`*)
(道具も生きているんだよー)
教室のプリンターで印刷したい
とのご要望もあったので
周辺は、あえての白枠。
背景全面に色がついていると
家庭用プリンターでの印刷時に
余白で苦労する。
(印刷時のあるある)
かと言って、
白背景は、つまらない(笑)
そんな細かいところまで考えて
創っておりマウス~🖱
「筆の洗い方」と検索すれば
いくらでもネットで拾えるこのご時世。
そこをあえて
子どもたちに配るためだけに
お金をかけて用意する。
という、遙青先生の気配り。
ホームページがなくても
チラシなんて配らなくても
ご紹介の連鎖が止まらない理由が
よくわかる。
先生とは、
毎年、確定申告のお手伝いもさせていただいており
もう5年以上のお付き合い。
子どもたちが自分たちで片づけてるんだな~
と分かる、整理され過ぎていない自然な空間。
墨の汚れが所々に残っている温かい教室は
どこか懐かしくもあり、ほっこりしちゃう。
遙青先生
いつもありがとうございます。