熱中症にお灸
2021.08.05 05:55
猛暑日が続きますが、皆様お気を付けてお過ごし下さい。
熱中症対策では、首・脇の下・大腿の付け根の太い血管を冷やし、電解質補給をしますが、軽度の熱中症で体の熱を取るツボがあります。
東洋医学で熱中症を「中暑(ちゅうしょ)」といいますが、体に溜まった「暑邪(しょじゃ)」を体の外に出してあげる事が大切です。
暑邪は陽邪であり、炎上性・昇散性があり、気と津液を消耗します。
頭がボーっとしたり、頭痛のような症状がおこります。
体の熱を冷ますツボは「陽谷(ようこく)」です。
取り方は手の甲側で手首の横ジワの小指側にある丸い骨の下です。
お灸が効果的です。
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はりきゅうanby治療院
*画像は「医道の日本社」さんからお借りしました