ランボー/怒りの脱出(映画)
『ランボー/怒りの脱出』(ランボー/いかりのだっしゅつ、Rambo: First Blood Part II)は、シルヴェスター・スタローンが主演したアメリカ合衆国のアクション映画。『ランボー』(First Blood)の続編にあたります。
1985年に公開されるや、世界各地で大ヒットした。本国アメリカでは1億5千万ドルを稼ぎ出し、その年の全米興行収入2位を記録。
本作は1985年度のラジー賞にて4部門を受賞(最低作品賞、最低主演男優賞、最低脚本賞、最低主題歌賞)です。
最低作品賞で全米第2位とか、これだけ見ると良くわからない映画かと思いますが、その後も続編があることを考えると、面白さは約束されています。
前作もそうですが、古さはあまり感じません。
機器類に関してはどうしようもない古さはありますが、むしろこのくらいの設備の方が、私には日常感があり、理解出来ました。
サーバールームのような今のコンピューター描写は、私たちの日常にはありませんからね。
監督
ジョージ・P・コスマトス
脚本
シルヴェスター・スタローン
ジェームズ・キャメロン
キャスト
役名 俳優
ジョン・ランボー シルヴェスター・スタローン
サミュエル・トラウトマン大佐 リチャード・クレンナ
マードック司令官 チャールズ・ネイピア
ポドフスキー中佐 スティーヴン・バーコフ
コー・バオ ジュリア・ニクソン
エリクソン マーティン・コーヴ
バンクス アンディ・ウッド
ストーリー
服役中のジョン・ランボーを訪ねた元上官であるサミュエル・トラウトマン大佐は、特赦と引き換えに極秘任務を行うようランボーを説得する。その任務とは、戦時中ランボーが脱走したベトナムの捕虜収容所付近に潜入し、戦後10年以上が経過した今なお囚われている戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰ることであった。
任務を承諾したランボーは、CIA所属のマードックの支援のもとタイの米軍基地からベトナムへ潜入。アクシデントからカメラを始めとする装備の大半を失うも、女性情報員コー・バオと落ち合い収容所へ向かう。
ランボー 怒りの脱出 予告編
今回2作続けてみたわけですが、一気に見終えてしまいました。
この2作目も個人的にはまずまず面白かったです。
全体的な流れでは低評価される意味もまたわかる部分があるものの、とりわけ映画史に残る印象的なシーンがいくつかあり、これを観ずして映画は語れないなと思ったので、点数としては90点ですが、殿堂入り映画にしたいと思います。
脇役の米兵が目をくりぬかれる場面でも相手に屈しなかった場面や、コンピューター機器を打ちまくる場面、そして米国に米兵を愛してもらいたいという場面を思い返すと、米国はやはり凄い国だなと思いました。