エアインテークのネットを張り替える
FIAT500ほど、手作りの楽しさを教えてくれるクルマは、他にはないでしょう。プラモデル感覚で、気軽にカスタマイズできちゃいます。
今回紹介するのはエアインテークのネット。え?エアインテークってどこか?って?
ここです。写真の中の赤で囲んだ部分。(写真協力:Mahoさん)↓
FIAT500は後ろにエンジンがあるので、ここから吸気して、キャブレターまで供給します。ここは汚れるとなかなか掃除が難しいですね。永年いろんなもの(?)を吸い込んで汚れてしまったネットを、ご自分の手でリフレッシュしてみませんか?ただし、外したネットは使えなくなってしまうので、後戻りはできませんよ。よく考えてから取りかかりましょう。
必要な道具
□ペンチ □ドライバー □クラフト用のはさみ(金網が切れるもの) □定規
(塗装をする場合は □マスキングテープ □スプレー塗料 □下地仕上げ剤 なども必要です。)
1.まず取り外しましょう。エンジンフードを開け、エアインテークのパネルを止めているねじをはずします。取り外して裏返すと、この通り。塗装を傷つけないように置きましょう。使用した網はアルミアートメタルEggs(東急ハンズにて¥1,100で購入)。網目の大きさがいろいろあるので好みのものを使いましょう。(今回は3×7を使用)
2.古い網を取り外します。溶接のような形で数ヵ所止めてありますので、ドライバーなどをパネルと網の間に入れ、すき間を大きくしてからペンチなどで引っぱります。簡単にはずせますが、金網の尖っている部分で指などを傷つけないように注意が必要です。
3.はずしたところは、かなり汚れているので、この機会に拭いておきましょう。矢印の部分は溶接の後です。網の一部がヒョロッと残る場合があるので、ペンチで取り除きます。
4.網を切り取ります。購入した段階で、400×500mmの大きさになっていますので、400mmの方を横にして、寸法を測ります。こうすると梱包のときの丸みをそのまま生かせますし、網目がたて長になります(好みにもよりますが)。
400mmを横にした場合の網目
400mmを縦にした場合の網目
※次の図面を参考にして、網を切り取ってください。図面はいずれもパネルを裏から見たもので、単位はmmです。私の場合、左右で色を塗り分けるので、左右を間違えないように気をつけました。(a)は左につける網、(b)は右につける網、(c)は取り付け方の略図です。★の部分が、パネルのへこみに合うようにすると、取り付けがしっかりとできます。
※図面は正確なものではありませんので、拡大コピーしても実際の寸法にはなりません。
※金属とはいえ、やはり網ですから、扱っていくうちにゆがんでくる場合があります。折曲げる段階ではみ出す部分は、その都度、合わせて切り取ってください。
5.網をパネルに当てて、少しずつ形を合わせながら、折曲げていきます。片方を合わせていると、もう片方が浮き上がってしまったりもしますが、あわてずに少しずつ合わせていきます。ここで先を急いでいい加減にやってしまうと、仕上がりがピタッと来ない、だらしがない網になりますし、パネルの塗装も痛めてしまいます。何度も合わせては外し、合わせては外しを繰り返し、ぴったり合うようにしっかり折曲げます。
※この後、塗装をせずに、アルミの地肌を生かした網にしたい方は、次の6.を飛ばして7.へ行ってください。
6.塗装はホワイトメタルのミニチュアカーの要領で行いますが、私の場合、塗り分けるところがありますので、マスキングテープと新聞紙でしっかりと隠しておきます。下地処理剤(プライマーやサフェーサーなど)をスプレーした後、塗料を吹き付けます。写真は赤の例です。
7.いよいよ仕上げです。でき上がった網をパネルに当てて最終チェックをすませたら、浮き上がりそうなところを中心に、数ヵ所を両面テープで押さえておきます。こうしておくと、ボディに取り付けるときにも、網が外れなくてすみます。パネルを取り付けるネジで、パネルとボディの間に網をはさむように締め込んで・・・
8.完成!!!。愛車がより一層かわいらしく見えます。
皆さんもぜひお試しを!
ただし、くれぐれも自己責任でお願いします。
監修・協力:内田宙司,データコミュニケート