Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

富士の高嶺から見渡せば

日本の近代産業史を汚す韓国映画

2017.02.10 08:30

日本を貶(おとし)めるための韓国による「歴史の偽造、捏造」が止まらない。「慰安婦の集団虐殺」を描いたというでっち上げ捏造映画『鬼郷』の次は、「強制徴用」の少年炭鉱夫を奴隷労働を描いたというありもしない虚妄映画『軍艦島』だという。

日本では、維新の英雄や明治の元勲など国づくりのために命を捧げ、歴史に名を残した偉人といえば数えあげればきりがない。しかし「民族の英雄」と称するのは殺人犯や爆弾魔など、どう見ても「ならず者」としか言えない輩だけなのが韓国だ。ついには名も実もない「慰安婦少女」や「少年炭鉱夫」など架空キャラクターを捏造し、むりやり「英雄」として祭り上げ、自己幻覚を起こすしか道は残されていないようだ。

それにしても、この夏に公開予定だという映画とその原作となった児童向け絵本(『軍艦島 恥ずかしい世界文化遺産』)は、唖然、仰天するような、とんでもない作り話であり、わが国の輝かしい近代産業遺産の歴史を、穢れた手で勝手にかき回し、侮辱するも甚だしい内容となっている。

去年1月、映画のクランクインが発表された際のネット記事によれば「同映画は、日本の植民地時代に端島炭坑に強制徴用された朝鮮人約400人が、命がけで島から脱出を試みるストーリー。”軍艦島”の隠された歴史をモチーフに、新たに作り上げる物語だ」という。

(WoW! Korea2016年1月15日)

http://www.wowkorea.jp/news/enter/2016/0116/10159113.html

一方、産経新聞2月8日「軍艦島は地獄島…韓国映画・絵本が強制徴用の少年炭鉱員を捏造」や

http://www.sankei.com/politics/print/170208/plt1702080004-c.html

大高未貴氏のリポート「呆れた反日プレリュード 慰安婦問題は序の口?」Japan in-depthなどを総合すれば、どうやら次のような話が展開するらしい。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170209-00010001-jindepth-int

<朝鮮半島から強制連行された12歳の少年を含む労働者たちは、一度入ったら二度と出られないといわれる「地獄の軍艦島」(端島)に送り込まれ、地下1000メートルの海底炭鉱で強制的に働かされる。有刺鉄線や鉄格子で隔離され、幼い少年たちは犬の餌よりひどい食事しか与えられず、毎日12時間働かされ、少しでも休むと日本の監視兵のむちに打たれた。劣悪な環境に耐えられず、次々と仲間が死んでいく。少年たち400人は脱出を試みるが失敗し、見せしめのために夜通し拷問を受けるが、次の朝には石炭を掘らされた。やがて1945年8月9日、長崎に原爆が落とされた。一度入ったら二度と出られないはずの「地獄島」だが、少年たちにこの島から出る機会が与えられた。死の街と化した長崎に連れていかれ、後始末をさせられた。結局、少年たち400人は、全身に放射線被害を受けて徐々に死んでいった。>

そもそも端島炭鉱は私企業である三菱炭鉱の所有であり、日本の監視兵がいることなどありえない。企業利益や経済合理性の観点からも、かよわい少年を労働力として集め、しかも拷問で弱らせてまで使う意味はどこにもない。少し頭を働かせれば分かる道理だ。

島の元住民によれば、朝鮮人を隔てる有刺鉄線などみたことはなく、朝鮮人家族も日本人と同じアパートに住み、学校では朝鮮人の子供も日本の子供たちと一緒に机を並べて学んでいたという。

被爆直後の混乱した長崎で、すぐに後片付けなど始められるわけがなく、その6日後には終戦を迎えるのである。被爆者と少年炭鉱夫を無理やり結び付けるためにでっち上げた作り話でしかないのは明らかだ。

「慰安婦の集団虐殺」が何の根拠も示されずに突如、「国定歴史教科書」に記載されるような国である。フィクションがフィクションに留まらず、いとも簡単に歴史の真実として書き換えられてしまう事例はいやというほど見せ付けられてきた。「軍艦島」の少年炭鉱夫の話も、日本を攻撃し謝罪を求める材料として、これから国民の間に浸透していくのは間違いない。

それにしても、こんなトンデモない映画の製作が進められていることは韓国芸能メディアの報道でも一年以上前から分かっていたはずである。産経新聞が、この映画は端島炭鉱(軍艦島)の歴史を捏造、改ざんしていると糾弾し、島の元住民らも、根も葉もないでっち上げに憤慨し、映画に反証し正しい歴史を残すために立ち上がっていると報じるまで、多くの日本人は知らされなかった。朝日新聞をはじめとする主要紙や岩波書店「世界」など「日本の良心を代表する」出版社は、なぜ沈黙しているのか。

日本の外務省も、日本の歴史に対する明らかな偽造・歪曲に何の抗議もしなくていいのか?たとえ駐韓日本大使が不在であっても、相手の非のあるところはそのつどしっかりと指摘し、相手が変わろうと変わるまいと関係なく、日本が正論で抗議しつづけることが、国際社会のなかでの日本の尊厳ある立ち位置に繋がっていくのである。