時には瓦のように
2021.08.06 08:30
日本の文化は、心と密接に繋がっている。
春、夏、秋、冬の四季の移ろいを感じ、ため息が出るほどの
美しい日本語がたくさんある。
八月を「葉月」と呼ぶのも、その一つ。
日本語の美しさと同じように、日本の建築にも趣がある。
我が宮原家は、父も母も「瓦」を集めるのが好きなようだ。
鬼瓦の迫力も凄まじいけど、どの瓦も偉大だと感じ入る。
雨にも負けず、雪にも負けず、カンカン照りにも暴風にも負けない。
屋根の一番上から家をそして家族を守ってくれる。
無口だが威厳を保ち、動じることなく頼りになる存在だ。
僕も、そういう存在になりたいと強く思う。