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兄弟で、ほんとうに違うということ

2015.09.29 22:06

我が家の兄ジョン(7)は、人間が好きだ。


お友達が大好きで、一緒に過ごす時間をとても愛している。できるだけ長く遊びたいし、お気に入りの子のいうことならなんでも聞いてしまう。他人の意図はまったく読めないなりに(とほほ…)一生懸命あわせて、必死でくらいついていく。


それは、時には強くて熱い(暑い?)絆を生むこともあれば、その自分勝手な慕情にドン引きされてうざがられたり。からかいの種になることも多い。


ジョンの四角四面な物言いとか、

驚異的にまっすぐな心持ちとか、

単純でノリばっかりいいところとか。


わたしは彼が好きだ。この人、好きだなあと思う。シンプルで論理的な思考は、ときにたいへん面白く、かわいらしい。


***


我が家の弟オトート(3)は、超クールだ。まだ。


基本的に、執着が薄い。カーズにだけ異様にこだわるけれど、それ以外の人(先生とか友達とか)に、あんまり興味がない。誰とも遊ばない、とかでもない。適度に遊び、お友達の顔も名前も覚えている。驚きだ。


彼は3歳にして、争いを避けるすべを知っている。


保育園や公園遊びで、ちょっとでも誰かと揉めそうな場面があればすぐに自分から引いてしまう。家庭では、「それくらいいいじゃないの…」という小さなことで、ジョンに食ってかかるにもかかわらず。


保育園で、痛い思いをしたら(誰かの手がぶつかったとか)バッチリ大声で泣いて、先生に言いに行くらしい。ぶつけた子のほうを指差しながら。


オトートと、一緒にテレビをみたり

その感想を言いあったり

心が通うというのは、素敵なことだ。


オトートってすごいなあ、とわたしは思う。空気を常に読み、他者との距離を適切に保てるなんて。今のわたしでもできないことばかりだ。