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侍円侭 空手道 the Engine Karate-do

希望あるいは絶望

2017.02.12 20:52

ほぼ関節リウマチが確定した。

他の病名がつこうとも、すでに骨がかなり破壊されていることは間違いない。

明日の、MRI検査で最終判断だろう。明後日からステロイド剤を飲む。

どれくらいの痛みかというと、ちぎれそうなくらい。救急車を呼ぼうか迷うくらい。

骨折より痛かった。

残りの人生を、学校での直接打撃制空手の普及に賭けようと決意したところに、グーも握れない。まともに歩けない。近いうちに、立てなくなるかも知れない。

少なくとも、激しい運動は禁止のはずだ。

俺は先頭を走る人間でありたい。

こういう風にパンチを出し、こういう風に蹴ると、相手は本当に倒れるんだよ。

そんなことを身体を張って語れる人になりたかった。

先のことを考えると、絶望してしまう。

先のことが考えられることを希望という。

考えられないことを絶望という。

一分先のことも考えられなくなったとき、究極の絶望がやってくるのだろう。

今は、今のことしか考えられない。

今日をどう乗り越えるかだけが、問題だ。

しかし、病気のことをあれこれ考えていても、しょうがないじゃないか。

出来ないことは出来ない。

しかし、出来ることはいっぱいあるはずだ。

軌道修正はしなければいけないだろう。

途中経過は違っても、たどり着く目標は、同じかも知れない。

そうだ。

俺はこれまでも、遠回りの人生を選んできたじゃないか。

同じ事だ。

これからは、最短距離を走ろうとしていたなあ。

これまでと同じ、遠まわりの道にしか落ちていない、ダイヤモンドを拾っていこう。