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サイクルラック整備・・・うーむ

2021.08.09 04:47

さて、ちょっと間が空きました。この間、新上五島町、五島市の自転車活用推進計画について、担当の方にヒアリングと、実際の整備空間などを調査してきました。小値賀からなので、まあ近いと言えば近いのですが、といってなかなか行きにくいということも。レンタサイクルしたり、教会群も見たりとあれこれして、大村市、南島原市の調査とともに、今月末あたりまでにレポートをまとめようとしています。ミライon図書館や郷土資料館などでも歴史資料などもあさっています。まあしかし、課題まんさいといった感じでしょうか。。。

あれこれありますが、ひとつ単純な疑問が。下記の写真はサイクルラックが整備されている事例です。今回の推進計画は自転車走行環境(とくにサイクリング)に偏重しているので、このようなラック・スタンドが整備されつつあります。

おわかりのように、いわゆるロードバイク(スポーツバイク)というスタンド無しの自転車を相手にしています。ひっかけて自転車を収納するものです。まあ、これはこれで私もスタンド無しに乗っているので、あればありがたいのですが、じゃあ、スタンド有りの自転車はどこに置くの?ということが明示されていません。そして、だいたいの現在その地域でおこなわれているレンタサイクルは、電動アシストサイクルや普通自転車の重いものなので、ひっかけることは難しいです。自転車にスタンドがついているので、ここではないところに置くでしょう。ではどこに??。親子連れが自転車できたときにはどこに駐輪すればよいでしょうか??

また、デザインがなんとも残念です。せっかく整備するのであれば、長崎らしい特徴のあるデザインやかたちもできたはずなのに、これはまあオーソドックスというか、地元材利用や耐久性などからこういったものになったようですが。ロードバイクに乗らないひとにとってはたぶん理解されないのではないでしょうか?いったいなに?鉄棒?って。

せっかくならデザインコンテストなどもすれば、そもそも情報発信にもなって愛着のあるデザインになっただろうし、またラック単体だけでなく駐輪スペースという全体性で考えないと、なんだかロードバイク乗りのためだけの整備みたいですね。

まあこれは一端ですけれど。せっかくラック整備というチャンスなのにもったいないなあ。