【沖縄石垣島】意志あるところに、道あり。
今日は、石垣→那覇乗継→東京→大阪帰宅のルート。
ちょっと酸欠な感じで、帰りの新幹線です。
石垣島では、港に面する空閑地に、島素材のローカルマーケットを作る計画をすすめています。
文字通り、白紙から。
どうすれば成り立つか。
その環境をどうつくるか。
取り組みを1年半あまり行って、その状況は整った、と言えます。
・このプロジェクトでしか成し得ない、企画内容にする。
(特にシンボル性と地域内経済循環において)
・建設費に補助金は使わない。
・出店者は先に決めてしまって、適正な規模で建設運営する。
・成功の道筋を確かにするため、企画からマネージメントまで、一貫してプロデュースする。
詳しく書かないが、そう決めて臨んだ仕事は、成り立つことを示すことができた。
つまり、一番難しいところで、もうソリューションをきっちり出した。
コンサルタントが行う「紙ベース」で「可能性程度」を示した、のではなく、私と仲間は、GOできる環境や状況を作ったのだ。
が、しかし、問題が生じている。 役所内の合意形成だ。
誰かが、つまらない理屈で、止めている。
誰かが、僅かなリスクを取ろうとせず、先送っている。
誰かわからない、面倒な市民、という存在を自作自演している。
まちづくり「あるある」だ。
実のところ、観光地や商業地まちづくりの最大のリスクは、 行政の人事制度や予算編成の仕組みにあると言える。 それにハマってしまうかもしれない、という感じ。
そうこうしているうちに、市場は微妙に変化し、機会を逸してしまう。
しかし、民間側では、「まぁ、時間が解決する問題だろう」として、 粛々と事業主体となる会社づくりを始めている。
とりあえず、音頭を執る発起人たちが、自ら出資金を積んで、先行して法人をつくる方針となった。
私もそこで、しっかり役割を果たしていく。
結局、「意志あるところに、道あり。」 ということは、経験上、よくわかっている。
大きな結果を生むためには、今ある障害は、それほど大きなものではない。
そう思って、じっくり、トコトン、付き合うつもりです。