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MBR法その2

2017.02.21 23:00

首の緊張に気づいて貰えましたね。

次はその緊張した部分を明確に記憶します。


明確にです。

形や奥行きなんかもキチンと記憶してみてください。


記憶しましたか?


次に首を元に戻します。

首を元に戻してから記憶だけを呼び起こします。

つまり首はリラックスしたまま記憶だけが首が緊張した時と同じ状態にします。

目を開けてしっかり思い出してください。


しかし、ずっと思い出すのではなく一瞬で終わってください。

長く思い出そうとすると余計なことを考えるのが人間です。


一瞬です。

長々とイメージングしようとすると余分な記憶が蘇り鮮明でなくなります。

記憶を呼び起こすことができなくても何度もやっているとすぐにできるようになります。


そして再度首を同じ位置まで曲げてみて下さい。


ホラ


どうですか?

さっきより首が突っ張らなくなったことに気づいたでしょ。

そうなんです。

これがMBR法です。


記憶と身体をつなぐ方法です。

記憶が心や想像を作ったりします。


意外に思うかもわかりませんが、記憶が身体の緊張を作っているとしたらどうでしょう?

記憶が身体の緊張を作っている可能性があることをこの方法は教えてくれています。


もし、高いところに登っても落ちた経験のない人だったら怖くないですよね。

落ちたらどうなるかを知らないのですからね。

高いところから落ちなくても転倒した経験があればどうでしょう?

転倒した感覚の記憶から高いところが怖いという想像がわき上がってくるのではないかと思います。

ある意味それが心を作っている可能性があるということです。


小さい頃転倒もしたことがない子供が居たら、きっと高いところも怖くないと思います。

想像は記憶から導き出されます。

何の記憶もないのに想像はうまれませんよね。

もしうまれたとしても曖昧なものであったりするでしょう。

本能的なものであったとしてもそれは曖昧です。


以前も書きましたが無痛症の患者さんは、転倒しても痛くないので高いところも平気

高いところから落ちて亡くなるなんてこともあるようです。

だから20歳まで生きられないと言われています。

記憶は良くも悪くも働く訳です。

ある一定の条件が揃うと記憶から想像が起こり、その想像がパニックを起こし身体が緊張する。

身体が緊張する理由はそれしかないのでは?

そう考えるようになりました。


説明を聞くと簡単なことですが意外にコツがあります。

コツは勉強会でのお楽しみです。


是非一般の勉強会に参加してみてくださいね。

自分の身体と心を見つめ直すチャンスですよ。