砂浜のことを考えながら、身近なごみを拾ってみませんか?
ウミガメが産卵に来たり、さまざまな生きものが息づく砂浜。
今、日本の砂浜が危機的な状況にあるのをご存知ですか?
日本の砂浜は、気候変動やコンクリート化、
打ち寄せる漂着ごみなどの影響で年々減少が続いており、
21世紀末には9割の砂浜が半分以上の面積を失い、
6割が完全に消失するという予測もあります。
ピリカでは、そんな砂浜の現状を改善するため、日本自然保護協会さんとともに
「全国砂浜ムーブメント2020」に協力しています。
「全国砂浜ムーブメント2020」
https://www.nacsj.or.jp/sunahama_movement/
2020年7月23日(海の日)〜12月31日
「全国砂浜ムーブメント」は日本の砂浜の現状を知り、それを守るための具体的な行動を呼びかけています。
昨年は、約3カ月の間に、砂浜でのクリーンアップや砂浜への流出を防ぐためのごみ拾い活動に、ピリカを通じ2,700人以上の方が参加し、37万個以上のごみが拾われました。
今年の砂浜ムーブメントでは具体的な行動として、以下の3つのアクションを呼びかけています。
日本の砂浜を守るため、1つでも協力していただけるとうれしいです!
アクション1
子どもたちに「砂浜ノート」を届けるクラウドファンディングを支援する
「砂浜ノート」は、海や砂浜のこととその大切さを楽しく学べるノートです。また、自然観察会やビーチクリーン、学校の授業や自由研究などにも最適のノートです。
多くの子どもたちに、この「砂浜ノート」を届けるため、クラウドファンディングを行っています。 https://readyfor.jp/projects/sunahama2020
コロナ禍の影響で帰省できない方も、故郷の母校や、なかなか砂浜まで行けない子どもたちに、クラウドファンディングへの支援を通じてこのノートを贈っていただけると、ありがたいです!
ピリカ代表 小嶌 のメッセージです
「僕が環境問題と向き合うきっかけになったのは、7歳の頃に読んだ一冊の本でした。今、一見きれいな日本の砂浜でも、目を凝らすと、細かなプラスチックの破片が砂に混じっていることに気づきます。
コロナ禍の影響などで実際に行けない子どもたちも、「砂浜ノート」を開けば、こうした砂浜の現状や、そこに暮らす生きものがどんな影響を受けているかを知ることができる。
このノートを、身の回りのごみ拾いなど、今すぐできるアクションやライフスタイルの見直しと向き合うための一冊にしていただけると嬉しいです。」
アクション2
「砂浜の生きものをしらべよう!〜自然しらべ2020」
ヤドカリ、カニ、植物、鳥、魚、貝殻、昆虫・・・砂浜で見つけた生きものはなんでも対象。生きものアプリ「BIOME(バイオーム)」に写真を投稿して名前を調べてみてください。クエスト内の参加ボタンも必ずクリックを忘れずに。
そして、
アクション3
「砂浜や街中でごみを拾おう!」
砂浜や河川、家や会社のまわりでごみ拾いをした後、ごみ拾いアプリ「ピリカ」に写真を投稿してください。
あらかじめ「全国砂浜ムーブメント2020」のイベントに参加いただくことで、ハッシュタグ「#全国砂浜ムーブメント2020」を付けて投稿することができ、投稿後「砂浜ムーブメント参加者限定バッジ」が付与されます。
(そして、ごみ拾い活動を投稿してくれた方には、素敵なプレゼントが当たるかも?!)
ピリカアプリでのイベント「全国砂浜ムーブメント2020」参加への手順です。
下図は、参加・投稿した方へ付与される限定バッジです!
外出を自粛して砂浜まで行けない方も、砂浜に流出するごみを減らすためピリカを使って身の回りのポイ捨てごみを拾ったり、ごみを拾っている人に「ありがとう」やコメントを贈っていただけると、うれしいです!
★今、砂浜でもマスクなどの感染リスクごみが増えています。ごみを拾うときは、直接手を触れず、トングや手袋などの道具を使ってください。また、ごみ拾いの後は、うがいと手洗い、道具の洗浄を忘れずに。
砂浜や海ごみなどについて、もっと知りたい方はこちらのページもご覧ください!
【全国砂浜ムーブメント2020】 砂浜・海ごみ情報まとめコーナー - 日本自然保護協会オフィシャルサイト
https://www.nacsj.or.jp/2020/08/21151/