「市報しものせき」について
今年(2021)のお盆前頃、本社に取材依頼の連絡がありました
これまでの色々な活動や13年にわたる行政での仕事、トレーナーの活動や受賞のこと、
更には、私の著書まで読んでくださっていたそうで…
そういう経緯で、今回ご依頼いただきました
実は、(表に出てしまうことに対して)一瞬どうしようかと考えましたが…
「私で良ければ…」と恐縮しつつ、
有り難く、快諾させていただきました
というのも…
個人としては、本当にありがたすぎることなのですが、表に出ずとも、人からの紹介や推薦でお仕事をいただける状態なので…
表に出ることによるあらゆるリスク(妬み嫉みをはじめ、本人はともかく家族の危険や色々面倒なこと…等)を考えると、
とにかく目立たないことがベストだということを、過去の色々な経験から思い知らされました…
なので、基本的にここ数年は、コロナ禍以前からほとんど、人が集まる場所には行かず、あらゆる組織にも顔を出さず、年賀状も一切辞め(不幸事が続いたというのも要因ですが…。そして、多くの方にご無礼をしていると思います…)、SNSの発信も、見るのも辞めて、全国の繋がりのある人とも色々控え、
とにかく、静かにおだやかに、自然の中で
家族と、スタッフと、会員さまと、濃い仕事関係者だけのことを考えて、そこだけに集中して、
トレードオフで、ほとんどのことを捨てて、「いま」というかけがえのない瞬間を大切に味わい、とにかく「身近な人」や「真摯にお願いされたこと」や「小さな日常」だけを大切に大切にして、関わって、愛のままに、粛々と、生きてきました…
その一方、
異常事態と言えるあらゆるおかしなことが山積する日本において、シャレにならない状況・状態で
企業経営者としての、やはり役割と責務があるわけで…
色々と、詳細や感情を省いたとして、
地域の色々な方にサンテココアのこと、サンテココアで働く素敵なメンバーのこと、本当に素敵な会員さんのこと… そういう、外からの印象だけでは絶対にわからない、リアルな、生の、「コミュニティと人」のことはもってもっと知っていただきたい、体験していただきたい、関わっていただきたい、呪縛や奴隷や思い込みから解放されて、共に豊かな幸せな時間を分かち合いたい… という想いと願いがあって…
そういう理由から、
今回の件を引き受けさせていただきました…
本音ついでに、もう少し言えば、
10年以上前から応援してくださっている方々や、
悪魔に魂を売らず、サイファーにならず、自分と向き合い、信じて、共に頑張ってきたスタッフ…
そして、
市内と言っても特に、豊田、豊浦、菊川はもちろん、生まれ育った豊北町の、小さな頃からお世話になった方々に対して、
直接お会いできる機会は正直なかなかなくて、寂しくて、色々な感情があるけれど、その上で、
「山村勇介は元気でがんばっているよ」と、
「共に、自分自身を大切にしながら、できることからやっていこうよ」と、
「想いや気持ちや心は遠く離れていても会えなくても繋がっているよ」と…
そんな気持ちが、伝わらないかもしれないけど、1人でも伝わったらいいな…と思って
今回のように、下関市内全世帯に配られる、そしてカラー2ページにわたる掲載を快諾した理由です…
…いいんです
このブログを隅々まで読んでくださる一部の方だけでも、私の気持ちが届けば…
本当にありがたい…
仮に、届いていなくても
自分の心が、すべてを知っているから
仮に、明日、私が死んだとしても
子どもたちがいつかこの文章を読むかもしれない
だから
信じた道を、歩むだけ…
そしてその信念さえも壊せる
柔らかさをもって…
正義なんて無い
スプーンなんて、そもそも無い
山で悟るのがどんだけ楽で
街で悟るのがどんだけ難しいか…
めずらしく長くなってしまったので
この辺で…
「市報しものせき 11月号」
本当に、丁寧な取材をしてくださいました…
本当にありがとうございました
ちょうど、
三吉慎蔵と功山寺の特集号という、
なんとも素敵なご縁で…
それについてはとても嬉しい気持ちです…