日本の信託銀行はプライベートバンクっていえない??
こんにちは。
MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。
インターネットや就職や転職活動でよく、信託銀行のプライベートバンキング部門とありますが、これってプライベートバンクと言えるのかと言うことについて説明します。
日本の信託銀行に関しては正直プライベートバンクと言えるものはないと言えます。
これから理由等は説明していきますので、よろしくお願いいたします。
プライベートバンクの発祥そして業務
プライベートバンクの発祥は200年以上前のスイスと言われており、業務内容としての始まりは、傭兵のお金を預かったのが始まりです。
スイスのプライベートバンクの歴史は地域によりますが、ジュネーブのプライベートバンクであればフランス革命時に王侯貴族が資産を避難させたのが始まりと言われています。
このように考えていくと、プライベートバンクは王侯貴族と言った富裕層の資産防衛するための手段として扱われていたわけです。
プライベートバンクの業務
プライベートバンクに関してはプライベートバンキング業務と言われいてます。
プライベートバンキングと言いますと、富裕層向けに資産運用や資産管理を指します。資産運用や管理に関しての対象物としては、定期預金の他に、遊休不動産の活用、事業承継や税務アドバイスなどがございます。
プライベートバンクの顧客層
先ほどまでプライベートバンクの歴史で述べてきましたが、スイスのプライベートバンクに関しては富裕層向けであり、日本のプライベートバンクは富裕層向けでないと言えます。
プライベートバンクに関しては、富裕層から超富裕層がターゲットです。
それでは日本のプライベートバンクの現状について説明していきます。
日本のプライベートバンクに「富裕層向けの商品」はない??
日本のプライベートバンクの場合ですと、「富裕層向けの商品」がございません。その理由としては日本国内の規制もあり海外のようなプライベートバンクと言った機能はないと言えます。
欧州であればユニバーサルバンクと言われるものがあります。
どのようなものかと言いますと、ユニバーサルバンクは銀行と証券会社、信託銀行が一体になったサービスのことです。
日本の場合ですと、銀行業、証券業、信託業はそれぞれ認可が必要でございますのでそれぞれの認可が必要となってきます。
プライベートバンクに関してはまだ勉強したりないところはございますが、これからぜひ説明できるようにしておきたいです。