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実は腸には良くないヨーグルトを食べてはいませんか?

2021.08.11 21:16

今回は腸活とヨーグルトについてのお話をしていきたいと思います。


最近は腸活というのが大ブームになっておりまして、スーパーやコンビニなどで手軽に手に入るヨーグルトを使って、腸活をしようとか既にされている方も多くいらっしゃるかと思います。


ヨーグルトは昔から発酵食品として朝食に取り入れらていたり、なんとなく腸に良いでしょ?からだにいいでしょ?健康にいいでしょ?みたいなイメージを持たれているかと思います。


ただ、ヨーグルトにはいくつか気を付けなければならない大きな落とし穴がありますので、そこのポイントをご理解いただいたうえで、果たしてヨーグルトが必要なのかどうかを判断いただけたらと思います。


そもそもヨーグルトというのはブルガリアの人たちが昔から食べていて、メチニコフ先生という有名な腸の研究をされていた先生が、ブルガリアの人たちの長寿の秘訣がヨーグルトだというのを発見して、世界中に広がったというのがきっかけになります。


ただ、私たちが今手軽にスーパーなどで買って食べられるヨーグルトとブルガリアの人たちが食べていたヨーグルトとでは決定的な違いが3点ありますので今回お話をさせていただきます。


違いその1

発酵の仕方に大きな違いがあります。


元々ブルガリアで作られていたヨーグルトは、牛の牛乳の中にサンシュユという名前の植物を入れて、その植物についた菌の力で牛乳を発酵させてヨーグルトを作るというのが当たり前の作り方でした。


その植物には乳酸菌を含めて多種多様な菌が住み着いていることによって、豊富な発酵が行われて質の高いヨーグルトが作らていました。


ところが、今私たちが食べているヨーグルトは残念ながら葉っぱからは作られていませんよね。


人間が人工的に培養した菌の力を使って発酵を行ってしまっているので、もともとの植物の力を使って作られたヨーグルトとでは、発酵のメカニズムに大きな違いが出てしまっています。


違いその2

そもそもの牛乳の質に問題があります。


牛乳の質というのは、牛が何を食べたかによって質が大きく変わってしまいます。


本来、牛は牧草を食べて育たなければいけない。


牛が出している牛乳というのは、牧草から手に入れた栄養が含まれていなければいけないんですが、残念ながら日本では通年通して牧草で飼育をする牛というのは非常に飼育が困難なんです。


私たちが普段食べているヨーグルトや牛乳の元となっている牛は大豆やトウモロコシといった穀物を中心に育てられています。


この牧草を食べた牛から取られた牛乳と穀物を食べた牛から取られた牛乳では中に含まれている栄養価が全く異なってきます。


私たちが普段食べているヨーグルトは、本来の牛が食べるべきものではない穀物を食べた牛の牛乳からヨーグルトを作っているということをご理解いただきたいです。


違いその3

添加物というのが大きな違いになってきます。


味がなにもついていないヨーグルトは酸っぱくて、そこまで美味しいものではないですよね。


私たちがスーパーで手に入るヨーグルトのほとんどがお砂糖が入っていたり、果物の果汁が入っていたり、色々なものが入っていたうえで美味しいヨーグルトが作られています。


その中には保存性を高めるための保存料、カロリーを抑えながら甘みを出す人工甘味料、その他色々な添加物が含まれていることによって今のヨーグルトが成立してしまっているケースが多いんですね。


この添加物はむしろ腸を汚すきっかけになってしまう食べ物なので、腸のために摂っているヨーグルトが結果的に腸を汚してしまうことに繋がりかねないです。


本来、間違いなくヨーグルトは人間の腸には素晴らしい食べ物なんだと思います。


ただ、本当の意味での本物のヨーグルトというのを私たちは手に入れることが難しくなっていることをご理解いただいて、ヨーグルトを選ぶ際の一つの参考材料として頂けるといいかなと思います。



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