「I'll be right here.」
昨夜は風が強めのさいたま市でしたので、(少し早いですが)迎え火ということで、家の中でお気に入りのキャンドルたちにあかりを灯して、お盆パーティのためにいつもより明るめに亡き娘と亡き実母のお迎えをしました。
とはいえ、常日頃から対話したり、ほぼ一緒(なんとなく自分と一体化)してるのですけどね。
特に亡き娘、有ちゃんとは。
「I'll be right here.」
8月12日(たまたま本日亡き娘の月命日です)、娘の親友さんの一人を連れて、今日一緒にこれから八戸に帰省します。
メインはお墓まいり…ですが、もう一つは、親友さんに、亡き娘が大好きだった八戸の海(種差海岸や白浜を見せてまわりたい、というのも目的なのです(^^)。
「ここでは、一日中寝ていても、ゲームばかりしてても、誰にも注意されない♪」
毎年夏休みに訪れる故郷兼避暑地でもある八戸で、こんなことをあの子はお姉ちゃんに話してご満悦だったそうです(笑)。
八戸の地で心を解き放ち、自由に満喫する時間、そして地元の食べ物、自然の景色…空も海も、亡き娘にとっては、ゆったり心ゆくまで休める地だったのだなぁと、心底思います。
事後半年後の新盆に、八戸の東霊園へ納骨を決心した一番の理由がそれでした。
生前使っていた器(体)は、大好きだった地で横たわらせたので(引き離されるような寂しさはあれど)、…ホッとした気持ちも正直大きかったのです。
魂は自由にあちこち飛び回れるのだろうし、事後四十九日後に全摘除した私の左肺部分にも時々入り込み、一緒にいることのほうが多いのだという気持ちにも長い年月をかけて自然になっていきました。
「I'll be right here.」
― 私はここにいるよ ―
この台詞を最近よく思い浮かべます。
先日、家族で久々に外食をした際に、普段なら見もしないガチャというカプセルに入った玩具の自動販売機に目が行き、よく見ると…『E・T』フィギャーでした(;゚Д゚)。
実は私、映画『E・T』公開当時の1982年から大ファン(笑)というか、もう病気の域と言いましょうか、出したファンレターは50通近く(大したことない?)、E・T会いたさに、文通していた(当時はまだスマホや携帯電話がポピュラーではなかったので)遠くに住むファン仲間と公開から十年後に連れ立ってLAユニバーサルスタジオまで飛んだり✈、その後結婚してから自分の子供たちにもリバイバル上映があれば、映画館へ観に連れて行ってました。
亡き子とは、二回目のリバイバル上映で、CG編集版の『E・T』を観ました。
まだ二歳半くらいだったのに、おとなしくじっくり観ていましたねぇ。
📷2016年、この世で生きて居た、最後の夏休み、八戸名物『朝市』での有ちゃん。
(朝日が眩しくて目を瞑っちゃってますな)
パジャマをさいたま自宅に忘れてきたので、私の部屋着お気に入りのE・Tシャツとステテコ(笑)を着ています。
――懐かしいな。
こんなふうに穏やかな気持ちで、写真を眺めながら思い出せる日がくるとは、まるで想像つきませんでしたが…。
📷最近ゲットしたE・Tガチャ。ハロウィーンの時の様子かな。
そして思い出した言葉。
「I'll be right here.」
映画の中で、一番最後にE・Tが、エリオット少年に言う台詞がこれですね。
― 私はここにいるよ ―
そしてエリオット少年のオデコを人差し指で、チョン。
宇宙船に乗り、夜空に虹を描いて還ってゆく、故郷の星へ。
……うん、そうだと思います。
……五年めの夏。
(私が) いつでも、どこにいても。
娘からのメッセージをE・Tガチャから受け取りました。
(有ちゃん、さすがにわかってるな〜E・Tを使者にするとは~~汗)
勘違いとは言わせまい。
さて、故郷のお墓掃除に行ってきます(^^)v
パーティの準備、他界した私の(一緒にE・Tに会いにLAに何度も行った大親友)もお招きしないとです☆
◆自死遺族の集い