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子育てとサッカー

特別授業

2015.01.17 05:29

先日、息子の学校で元プロ野球選手で現ヤクルトスワローズでピッチングコーチをしている高津臣吾さんが特別授業をなさってくださる事になり、特別講師として招かれ5,6年生を前に高津選手の経験から色々な話をしてくれました。保護者も参加可能だったので私も仕事を早く切り上げて子供達と一緒に話を聞いて来ました。この様チャンスは滅多にないと思い我先と学校へ向かいましたが、来ていたパパは私だけ。5,6人のお母さん達と私で7人。もしかしたら、いっぱいで入れなくなるかもと思って急いだのですが、保護者少なすぎじゃない!?ま~野球やスポーツに興味が無ければ、私の様にテンション上がらないのは分かりますが、、、、、。

高津さんが話してくれたことの中には子供達がこれから成長して行く上でとても大事な事が有って、まずは保護者が理解すべき内容が有りました。私はこの様な特別授業が開かれる、と聞いて絶対に良い話が聞けると思ったので仕事も二の次で参加させてもらいました。まず最初に親がどう感じるかがポイントだと思うんです。どうしても仕事や私事?を優先しちゃいますよね?でも、子供に良い教育環境を与え、後は学校任せ、では今の時代の子供達は冷めた大人になってしまう様な気がするんです。だって今どきの先生ってなにか公務員的な感じを前面に漂わせている人、多くありませんか?この高津さんの授業はとても生き生きした感じで、思わずこの様な先生がもっと日本の教育現場にいたら、学校も、もっと楽しいはずなんだけどな~と想像出来るんです。現在はプロ野球選手の指導に当たっておられるのですが、いずれは、是非とも少年野球の指導を通してこれからの子供達が大きな夢を描く事が出来るような育成をしてもらいたいです。この特別授業に参加して高津さんにお会いできたのも、必然的な縁なのかな~と感じました。私達夫婦からすれば、この様な機会は他のものを犠牲にして選んだこの環境からの福産物です。だって真剣に息子の事を思って、この環境を目指してアメリカから移住してきたんだから、全てリセットして。環境は自分の意識次第で良い方向へと変えて行く事が出来るんだな~と思います。

さて、話の内容は、まるで息子の現在の状況を全て知っているのではないか?と思うぐらい、セレクションを通過出来なかった今の息子にぴったりの話をしてくれました。途中冗談を交えてのお話は、子供達に分かりやすく興味を持たせる様に進めて行き、子供達が全員高津さんの意図することを理解出来てはいないと思いますが、私にも、とてもためになる内容でした。

プロになる為に必要な事などを、直接元メジャーリーガーから聞けるなんて光栄な事だと思います。しかし、ハイテンションな私とは裏腹に、息子は、何度も下を向いて、ただなんとなく話を聞いている様子。私は心の中で、あ~、もし高津さんがサッカー選手だったら、息子ももっと真剣に聞いたんだろうな~と思いました。

息子が帰宅してから特別授業の事を聞いてみました。

私: すごくプロの選手になるための、大切な事を沢山話してくれていたね?どう思った?

息子: ン~、でも、パパがいつも言っている事と同じだった。

私: ン~~~~。どの様に反応すれば良いのか迷いました。

子供からすれば、有名な人の話よりも、親に言われたことの方が影響力が良くも悪くも強いのかもしれません?ならば、親である自分の質を上げるのが最優先ではないか?と言う事に気付けた良い一日でした。

高津さん、有難うございました。