ホラーナイト2021
今夜は13日の金曜日。Waiihaホラーナイトの夜です。
毎年、Candyおじさん創作のコワイお話を披露する夜なのですが、
今夜も臨時休業のため、「おうちでホラーナイト」をお楽しみください♪
タイトルは、『深夜の読書にご用心』
実話に基づき、お話ししましょう!
それは、ある真夏の夜のことだった。
深夜になっても寝つきが悪く、やたらと喉が渇くので、寝室を抜け出し
階段を降りて冷蔵庫を開けると、冷えたトマトジュースが入っていた。
トマトジュースをグラスに注ぎ、再び、寝室に戻った。
眠れぬ夜には、映画が観たくなるので、「今夜は吸血鬼映画だ!」と
3作品に絞ったが、しっかりと目が覚めないように読書にすることにした。
トマトジュースを傍らに置き、本棚から「ブラム・ストーカー」の原作を
探して読み始めると暫くして、甘美な睡眠へと落ちていった。
深い夢の世界を堪能して目を覚ますと、とても気分の良い目覚めだった。
ただ、首筋に生温かいものを感じた。首筋に手をやると、やっぱり濡れている。
もしかしたら、吸血鬼に血を吸われて、ヴァンパイアになれたのかと思ったが
現実は残酷だった。僕の憧れの淡い夢を木っ端微塵に破壊した。
首筋を触った手は、真っ赤に濡れてはいたが、原因はトマトジュース…。
本を読みながら寝ぼけて、うっかりこぼしたらしい。
と言うことで報告。
深夜、寝ぼけて本を読みながら飲み物を飲むのには、ご用心を!
【おまけの写真】
1922年 ドイツ映画『吸血鬼ノスフェラトゥ』
1931年 ベラ・ルゴシの『魔人ドラキュラ』
1957年 クリストファー・リーの『吸血鬼ドラキュラ』
すべてVHSしか持っていないが、表紙だけ見ていても芸術性の高さがうかがえる。
1992年 コッポラの『ドラキュラ』も外せないね。
VHS特典の応募で当たった『メイキング・オブ・ドラキュラ』は宝物です。