大雨の今、必要な判断のために知っておきたい3つのこと
連日大雨のニュースが報道されています。
私たちの住む岐阜西濃地区・岐阜市でも現在大雨警報が発令されており、昨夜には一部で高齢者等避難が発令されました。
ニュースやSNS等の情報収集はもちろん、何よりもまずは自分が住んでいる家の周りの状況を把握し、どんな行動を取るべきか判断しましょう。
判断する際のポイントになる、降水量と雨の降り方の特徴、避難のタイミング等について岐阜市が出す「総合防災安心読本」より抜粋しながらお伝えします。
①降水量と雨の振り方の目安
■1時間あたりの降水量が10〜20mm
→継続して降り続く場合は注意が必要です。
■1時間あたりの降水量が20〜30mm
→強い雨、ドシャ降り。側溝や下水、小さな川の水が溢れることがあります。小規模な水害が引き起こされる可能性も。
■1時間あたりの降水量が30〜50mm
→バケツをひっくり返したような雨。山崩れ、崖崩れに注意し、危険地帯では避難の準備が必要になることも。
■要注意!!50〜80mmの場合
→滝のようなゴーゴーと降り続く雨が特徴。視界も悪くなるため車の運転も危険です。
②避難のポイント(避難する前に確認!)
■水平避難:危険が近づいたら(近づく前に)安全な場所に避難
■垂直避難:周りの状況で判断し、無理せず建物などの上階に避難
その他とっさの避難が難しい小さい子どもを持つ子育て世代・高齢者世帯等は、降水量などで判断し、居住する地域に危険が近づく前に、安全な場所へ避難することもオススメします。
夜間で足元や状況が分かりづらい場合もあるので、避難前にリスク確認もとても重要です。
慌てず、落ち着いて。
③家の周りの気をつけておきたい危険箇所について
河川敷、用水路、溜池など普段は安全な場所も大雨によりあっという間に水かさが増え、危険な場所になりかねません。
あらかじめ把握しておくことで落ち着いて安全に避難することにつながります。
一人で判断が難しい・不安な場合、あらかじめ近所の頼れる家庭やママ友と避難のタイミングを約束しておく「ママ友避難」などもオススメです。
大事な自分と家族の命、守りたい大切なもののため早めの備えと判断をしていきましょう!
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