長浜曳山博物館
少し前になりますが、滋賀県長浜市にある長浜曳山博物館に行ってきました。
たまたま長浜市を通る機会があって「長浜曳山まつりに行ってみたいなぁ…」と思っていたら、曳山博物館があると教えて頂きました。
博物館の中には実際の曳山が2基展示されていました。(さらに1基は修理中との事でチラッと見えました)
猩猩丸
萬歳樓
長浜曳山まつりは、こども歌舞伎が曳山の上で行われるため、曳山の前面にはけっこう大きな舞台が用意されています。
曳山の精巧な模型も展示してありましたが、館内は曳山以外の写真撮影は禁止でした。(残念…)
近くには長浜城(模擬天守)があります。
長浜城歴史博物館となっていますが、訪問はまた今度。
写真は信号待ちしている車内から…。
長浜曳山まつりをwiki!
長浜曳山祭とは、滋賀県長浜市で毎年4月に開催される祭で、京都の祇園祭、高山市の高山祭と並んで日本三大山車祭の一つに数えられる。
長浜曳山祭の曳山行事という名称で1979年に重要無形民俗文化財に指定された。
2016年ユネスコ無形文化遺産に登録された山・鉾・屋台行事の一つ。
舞台付き曳山での子ども歌舞伎の上演を中心とした旧長浜町内の祭であり、毎年4月15日を中心とした長浜八幡宮の春の例祭に奉納される。
近世の長浜町に属する各町と、七郷と呼ばれる隣接集落が参加し、13基の曳山があり、そのうちの12基(鳳凰山、高砂山、猩々丸、壽山、翁山、常磐山、萬歳楼、孔雀山、青海山、月宮殿、諫皷山、春日山)が子ども歌舞伎をおこない、毎年4基ずつ交代で巡行する。
鳳凰山の見送りには、現在の松坂屋の基を作った伊藤家によって裁断されて売り渡された、ベルギー・ブラバント産のトロイア戦争を題材にしたタペストリーが使われており、その片割れは京都の祇園祭の鶏鉾に使用されている。
貴婦人と三人の従者を描いた「鳳凰山飾毛綴」、大勢の槍を持つ武人を織り出した「翁山飾毛綴」が国の重要文化財に指定されている。