三国川ダム(さぐりがわだむ)
八海山のそばにあるペンションに泊まったので朝9時に本日1基目のダムに到着。
(近くに泊まっていないくても9時には到着していたと思うが)
型式 :ロックフィル
目的 :洪水調節
流水の正常な機能の維持
水道用水
発電
堤高 :119.5m
堤頂長 :419.5m
河川 :信濃川水系 三国川
総貯水量 :2,750万㎥
ダム湖 :しゃくなげ湖
着手/竣工 :1975/1993
ダムの下流側にクルマを停めて徒歩で上流側を目指す。
ほぼ山登りだ。
ダムの中腹には犬走りを見ることができる。
左岸のトンネル上部にある展望台から。
水量が少ない。
右奥にある木の生えていない三角の山が原石山だ。
ダムの堤体のために岩石を採取した跡だ。
なお、このダムの建設場所は人の住んでいない場所だったため移転はなかったらしい。
この時点(平成30年/2018年)では平成22年に「100年に一度」という大雨により一度だけ非常用洪水吐から越流したそうだ。
ダムカードを入手するために訪れた管理所で見学会の参加者を募集していた。
このあと奥只見ダムに行く予定があったが、せっかくなので見学会に参加することにした。
10時から開催される見学会の15分くらい前に管理所へ着くことができ、あまり待つこともなく参加できた。
なお、見学会は土日は休みだったが今年からは火水を休みにし土日も実施しているとのことだ。
見学会まで少し時間があったのでダム周辺を散策している間に参加者が数名ほど増えたようだ。
いよいよ見学会の始まりだ。
地上の気温は26℃。
エレベータで99m下りてB3へ。
気温は一気に下がり10℃だ。
堤体内部の監査廊は秘密基地のようだ。
ちょっとワクワクする。
今回はエレベータで下りているがもちろん階段も設置されている。
どこまでも続いていそうな先が見えない階段だ。
青い線に挟まれた下を水が流れている。
このあとにその水の流れを見ることになるのだが水の勢いにビックリだ。
ゲートは5cmしか開いていない。
利水放流ゲートから流れてきた水はここから排出される。
三国川そばの発電所は半地下式だ。