気が付かないあなたの「価値」
「あなたの価値はなんですか?」
って聞かれたときにすぐに
「私こんなことを大事にしています」
って返せる意識できる価値の他に、潜在的価値というのに気が付いている人ってどれくらいいるでしょう?
先日、この私の中にある無意識的な価値に気が付いたやり取りがあったので、今回はそのお話し。
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ある資格更新で、申請を通過すると認定書を自分でプリントアウトする仕様に変更になった。なんだかとっても味気ない。
という事を言っている先輩コーチがいてそこに私がコメントを残したんです。
私「個人でやってる額屋さんに行くと、額縁から台紙までオーダーで作ってくれるので、更新で印刷のサイズさえ変わらないのであれば、ずっと使い回しができると思いますよー
ウチにはいくつか表装をお願いしたものがありますが、どれを見てもものすごーく満足できます」
先輩「ほんとに 本質にこだわる方なんだなぁって感じました」
私「私もコレ書いてみて「これは私の中の価値に当たるなぁ」って発見しました」
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これだけのやり取りなんですが
「おお!コレ私の価値が無意識下に隠れてた!急に浮上してきた!」って気が付くやり取りだったんです。
大抵私が所有している絵というのは、描いた本人から「はいどうぞ」ってもらい物の絵ばかりなんですが、その一枚の絵には、その人との関係性や思い出がそこに含まれているんです。
そういったものも一緒にきれいに残して大事にしたい。
そんな気持ちになると行きつけの、個人の額専門店に足を運びます。
絵をきれいに見せてくれる台紙色の組み合わせ等をじっくりと、職人さんと話しながら
「この絵を飾るのであれば、季節はこの季節。台紙はこんな印象で、選んだ額or飾りたい絵にこのカラーが含まれているから、統一感を出すためにこの色を選びたいけれど・・・濃淡で選べばこっちかなぁ?」
と吟味してくるので、いくつか額装した作品を所有していますが、どの額を出してきても
「これはここがこだわりなんだよね。いい組み合わせ。久しぶりに目にするけれど、やっぱり作品がすごく引き立つわぁ」
って大満足しながら、ウキウキした気持ちで飾り付け、絵を鑑賞し、書いてくれた人に思いをはせるんですが・・・
そう! 私これを ごくごく普通で当たり前の事。しかもそれを見て心だけではなく空間そのものがなんとも言えない満足感で満たされているのを感じる。
コレ ファウンデーションでいう『価値』そのものじゃないですか!(統合性もありそう)
私にとって表装という行為は、保存したい。ただそれだけにとどまらず、額を選ぶところから、飾る季節や場所。と一つ一つこだわり緻密に作り上げられていた行為だったんですね。
当たり前すぎて、上記のやり取りが無ければ全く気が付かないままでした。
ちなみに写真の台紙は台紙が2枚重ねで作品に合わせて、カッティングされています。
この台紙の組み合わせで中に飾ってある絵の印象が大きく変わるので、迷うんですよー
この作品は、描いてくれた人の印象も踏まえた配色。額から選んでいます。
サグラダファミリアの逆の角度から見たもう一対の絵もあるため、飾るときは2枚同時に飾るようにしています。
描いた人は高校の時の恩師なのですが、すでに鬼籍の人。貰ったのがバルセロナオリンピックの年だったので、印象が深いです。
恩師がこの絵を描いたのはオリンピックよりも前で、実際に見て感じたスペイン美術(建築家ガウディや、画家ベラスケスやゴヤ)の話はとっても楽しかったです。
日常の何気ないやり取りの中でも、自分が大事にしている事への発見が
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