世界を見下す韓国の韓流やK-POP・BTSを賛美する愚
東京オリンピックに際し、韓国が見せたさまざまな態度、韓国が示した多くの言動は、この国がどれほど異様で異常な国であるかを世界に示す結果になった。そして日本との関係でいえば、国民レベルで韓国に対する強い反感、嫌悪の感情を植え付け、彼らがそうなることを望んだのかもしれないが、もはや修復不能の状態に陥ったことは間違いない。
福島産の食材が放射能汚染されていると言って、選手村での食事を拒否して独自の給食センターを作り、ガイガーカウンターを持ち込んで、日本の食材をすべて放射能検査をすると称し、福島や宮城、岩手で育てられた花を使って作られたビクトリーブーケを「放射能花束」と名付けて馬鹿にし、復興に命がけで取り組み東北3県の人々の心情に泥を塗り、徹底的に風評被害を広げ、日本を貶める行為を行なった。ガイガーカウンターで放射能検査をしても空中の放射線線量を測定できるだけで、それで食品の放射性物質など測定できるわけがない、という科学知識も知らない韓国国民なら簡単に騙せるのかしれないが、馬鹿さ加減を世界に晒しただけだ。しかも、ガイガーカウンターで福島とソウルの空中放射線を確認すれば、ソウルのほうが高い放射線の値を示すという事実を韓国のマスコミは知っていても、決して報道しない。
韓国が今回、「復興五輪」を徹底的に妨害し、福島や東北の食材に関する風評を煽り、これによって実際に福島産のネギの値段が下がるなどの風評の実害が出ていることに対しては、日本政府はただ抗議するだけでなく、かねてから「糞尿まみれ」と言われる韓国産のキムチや海苔については大腸菌検査など徹底した輸入検査を行ない、発がん性物質が見つかったとして欧州では販売禁止となった韓国製ラーメンを直ちに輸入禁止にするなど、毅然として、はっきりと「制裁」だと分かる処分に乗り出すべきだという声が政界からも出ている。その通りだと思う。それぐらいしなければ日本の怒りは相手に伝わらないだろう。
<Wowkorea8/13「輸出用と内需用で異なるラーメン…輸出用から有害物質を検出=韓国」>
なによりもこの間に、韓国が異質の国であることを如実に示したのは、韓国メディアの異常さである。開会式の中継放送で、韓国のMBC文化放送は、入場行進する各国を紹介する画像に、ウクライナには35年も前に事故を起こしたチェルノブイリ原発の写真、ハイチには大統領を殺害した今年の暴動の写真、さらにルーマニアには映画からとったドラキュラの画像をつかったという。ドラキュラのモデルといわれる15世紀に実在した君主ヴラド三世の背景など知らずに、ルーマニアといえばドラキュラの子孫とでも思ったのだろうか?そのほかに、イタリアにはピザ、日本には寿司の画像を貼り付けて紹介したというが、各国に対する浅薄な知識や固定化したイメージで、視聴者に何を伝えたかったのか。韓国という国が世界各国に対して持っているイメージがその程度のものしかなく、要するに、韓国には世界の国々に対してリスペクトを持って関心を注ぐ、などという態度は一切持ち合わせず、自分たちの凝り固まったイメージ、狭い知識をもとに、世界各国を下に見て、馬鹿にし、嘲笑し、さげすむ対象でしかない、と思っている彼らの心情をよく示している、というしかない。
SBSは、開幕式の入場行進の際、アジアの国を紹介する際に、わざわざ竹島の位置からその国の方向に矢印を飛ばして位置を示し、KBSに至っては日本選手団の入場に際してアナウンサーが「平和憲法は守らなければならない」という他国の内政に干渉する、極めて政治的なコメントまでした。要するに、韓国側は今回の東京オリンピックを最初から最後まで自国のために政治利用し、日本を貶め、日本に抗議する場として活用し、五輪の成功を妨害し、あわよくば失敗させて日本に恥をかかせる場としたかったのは明らかだ。
「反日の英雄」李舜臣の言葉をもじった政治スローガンを選手村のベランダに張り出し、IOCから撤去を命じられると、すぐに朝鮮半島をかたどった変な格好の虎の絵を掲げ、「虎が下りてきた」と称した。虎も日本への対抗心を示すもので、虎の口が白頭山の位置にあるなど、きわめて民族的な色彩が強く、竹島を示す模様もしっかりと描かれ、政治的な主張が盛り込まれていることははっきりしている。しかも、この「虎が下りてきた」の「虎」は韓国語では普段はホランイ(호랑이)というが、ここでは聞き慣れないボム(범)という言葉が使われている。韓国人ならすぐ分かるが、범(ボム)とは、つまりBomb(爆弾)。「虎(범)が下りてきた」とは、범(ボム)つまりBomb(爆弾)を日本に落とす、という意味だった。大韓体育会は最初から日本に戦争でも仕掛けるつもりで五輪に来たのである。
<Wedge8/19・五輪中は書けなかった韓国の「虎」に隠された悪意>
虎の絵に変えるのは、最初から綿密に計画し、準備していたのは明らかで、東京五輪をぜっこうの「日韓戦」の舞台として利用し、何としても日本に勝ち、日本をやり込めなければ国民感情が収らないという強迫観念でもあるのか、すべて韓国国内向けのアピールだった。オーストラリアの選手団が日本語で「ありがとう」というたれ幕を掲げ、日本の国民に向けて感謝のメッセージを出したのとは対照的だ。
韓国は当初、アーチェリーなどでメダルが相次ぎ、国内は沸き上がったが、柔道やアーバンスポーツで日本選手の活躍が連日伝えられる中で、肝心の日韓戦で野球や卓球などで日本に負け、サッカーやゴルフ、テコンドーなど期待した種目で成績が振るわないことが分かると、韓国では悲鳴に変わった。東京オリンピックで韓国選手が活躍しテレビに映せるコンテンツがバレーボール女子の日韓戦だけということが分かると、連日、その日韓戦に試合だけを繰り返し再放送したのは、前回のこのブログでも詳しくお伝えしたとおりだ。スポーツを国威発揚の手段としか考えない韓国にとってメダルの獲得と日韓戦に勝つことだけがオリンピックの目的であり、それ以外の選手の活躍に光が当てられることはない。
たとえば柔道の試合で、息も絶え絶えになる力と力の激突、真剣勝負の技の応酬があったとしても、勝敗が決着すれば、勝者は敗者に近づいて肩を抱き、背中を叩いてその健闘を称え、感謝する姿がある。古来、日本の武道の世界では、柔道場の畳の上や相撲の土俵の上では、勝者は敗者に配慮して、喜びをそのまま表わしてはならない、とする躾けがあった。
相手の嫌がることをすることに無上の喜びを感じ、相手を蔑み、辱め、貶めることをスポーツの目的だと考えているような韓国人にとって、近代オリンピックの精神とか、日本の武士道の精神とかは、もっとも遠い理解不能な存在だといえる。フェンシングやアーチェリーで韓国のメダル獲得数は極端に多く、アーチェリー団体戦戦は1988年のソウル五輪以来、連続9大会金メダルを獲得したことで、アーチェリーは韓国のお家芸だと盛んに宣伝しているが、小手先の技術にいくら優れていても、西洋の騎士道の精神をどこまで理解しているというのだろうか?
共に闘う相手をリスペクトする、相手の気持ちを気遣う、という精神がないかぎり、誰からも尊敬されることはなく、付き合いたいとも思われない。相手へのリスペクトを示すときは、尊敬と栄誉が得られるが、たとえ勝負に勝っても相手へのリスペクトがなく、スポーツを相手を打ちのめし、さげすみ、けなし、辱め、自分より下に見るための手段としか考えない人々は、試合に勝っても、人々から尊敬や栄誉を得られることはない。
韓国は最近、国連貿易開発会議UNCTADによって「発展途上国」から「先進国」へと地位変更を認められた。こうした地位変更は1963年UNCTAD創立以来、韓国が初めてだという。その直後、文化体育観光部はSNS上に「衰退する日本」「先進国に格上げされた大韓民国」と題した広報文を発表し、「日本~コロナ防疫の失敗と景気低迷で国力低下が持続。朝日新聞は「日本政府の無能さ」を指摘、愚かな政策の極み」などと日本を卑下した。しかし、外交的に余りに非礼だとして、この広報は秘かに削除されたという。
<JBPress7/16・韓国政府SNSで「衰退する日本」の記述、批判受けてそっと削除>
その後も、スイスの国際経営開発研究所が発表した国家競争力ランキングで、韓国は去年23位となり、日本の34位を追い越したと発表された。各国の物価や為替レートを反映して購買力評価(PPP)で比較する1人あたりのGDP=国内総生産も、2018年に韓国(4万3001ドル)が日本(4万2725ドル)を追い越したとして大騒ぎした。
<KBS日本語放送8/13「韓国、国家競争力で日本を追い越す 技術競争力は日本が依然優位」>
要するに、先進国への地位変更や国際競争力の評価が、そのまま日本に対して敵意むき出しの比較や評価につながるのだ。
ハンギョレ新聞によると、韓国の若者は今「日本を追い越した時代」を生きていて、「誰も日本のドラマを見て東京にあこがれを抱いたりしない。中年以上の韓国人は依然として日本に対して妙な劣等感を持っているが、新しい世代にはもう劣等感はない」という。
<ハンギョレ新聞8/1・華やかだった「ギンギラギンに」の時代の日本は終わった>
それは、日本にとってもいいことである。変な対抗心ばかり持ち出されるよりずっといい。しかし、日本には劣等感はないという若者たちが、日本と何か問題があると、SNS上では日本を口汚く批判するとともに「もう一度、大津波が日本を襲いますように」とか「富士山が大爆発しますように」などと呪いの言葉が蔓延するのは何故なのか。それだけ日本の不幸が蜜の味というわけか?
「先進国」の仲間入りした韓国だが、隣の国の日本語の歌は地上波テレビではいまも放送禁止コンテンツとなっている。映画「鬼滅の刃」の主人公の耳飾りのデザインが「旭日」の文様に似ていると恣意的に判断し、その耳飾りのデザインを変えなければ韓国での上映は認めないと主張する国。東京オリンピック、スポーツクライミングのボルダリングの壁の放射状の造形や、銀メダルを獲得した女子ゴルフ稲見選手が着ていたピンクの縞目のユニフォームも「旭日」の文様だと騒ぐ韓国国民と韓国メディアだ。たとえそれが「旭日」のモチーフだったとしても、だからといって日本がアジアを再び侵略しようと意図し、軍国主義化を進めていることになるのか。旭日のデザインは、明るい太陽の光、朝日の光であり、万物の生命を育み、活力や幸福をもたらす象徴という意味以外にありえない。そのイメージは世界中のだれもが等しく抱く人類共通の文化だ。それを唯一否定するのが異様な韓国の人たちなのである。
ところで、世界中の若者はBTS=防弾少年団やBLACK PINKなどのK-POPに魅惑されているらしい。英国のメディアによると、BTSはかつてのビートルズに匹敵する存在だとも言われるが、彼らがビートルズ以上の何か新しい時代の見方、反戦平和のメッセージを発信しているとも思えず、世界の音楽文化に何か新しい価値を付け加えたとも思えない。
いずれにしても彼らが音楽を発信する文化的な土壌は、今回のオリンピック開幕式の中継放送でも示されたように、異様・異常な雰囲気をもつ韓国という国であり、世界各国を下に見て嘲笑し、外国の文化や伝統は一顧だにしない傲慢な国・韓国からの発信なのである。BTSの背後に存在するそうした精神的・文化的土壌を無視して、彼らの音楽やパフォーマンスをどうして楽しめることができるというのだろうか?