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わかば通信

コロナ禍で帰れないが、お盆には不思議なことが起こる

2021.08.14 14:45

朝早く一度目が覚めて、少ししたら起きよう、と思っているうちにまた眠ってしまったらしい。

実家のそばの小さな駅の待合室に私はいて、間もなく電車に乗り横浜市の家に帰るつもりである。きっと父と母、または父に会ってきたあとなのだ。


乗車時間が迫ってきて、切符を出そうとするが、切符がない。すでに購入済みで、カバンのどこかに入ってるはずなのに、どうしても見つからない。中の紙切れや、ハンカチやいろいろなものを引っ張りだしあせりにあせっているうちに、ズーンとする感覚があって、あ、これは夢なのじゃないか、と自分で気づいた。そうして目が覚めた。見事に寝過ごしていた。

昼過ぎに、次男にその話をした。
すると、次男も夢の中で、私の実家にいて、
「じいちゃんのいる部屋がすごく広くなっていて、困ったなと思っていたら、間仕切りをしてもらってちょうどよくなった」
と、そんな話しをする。

母は8年前、父は5年前になくなっている。私も次男も同時に彼らに関係した夢を見たらしい。
「やっぱりお盆だから、来てるのね」
そういって、彼らのために、急いでもてなしの食事を用意した。
お盆には、やはりいろいろ不思議なことが起こるらしい。


コロナ禍の中、お盆の帰省をあきらめた人も多いと聞く。夢でこんな不思議な体験をされている方もいるかもしれない。

                  根本幸江:日々の思いから