3.狂気について
●狂気について
基本的には6版ルールブックp85からの記載に準拠。
【一時的狂気】
狂気内容はp90の一時的狂気表(短期・長期)からロール&チョイスで選択するか、KPとPLが場に即した狂気内容を考える。面白い発狂内容を考えよう!
戦闘の直前に発狂した場合は短期狂気表、戦闘外なら長期狂気表などの使い分けでもいい。
なお、短期の一時的狂気は1R12秒ほどと解釈しているが、やりたいのであればいくら延長しても問題ない。
【不定の狂気】
ゲーム内時間およそ1時間以内に現在正気度ポイントの20%を失った場合は【不定の狂気】に陥る。
この1時間というのは落ち着ける時間があったかなどの状況によって多少変化する。
狂気内容は前述した通りに選択するが、状況によってはKPの判断で変更することもある。不定の狂気の期間は1D6カ月である。
●精神分析について
精神分析の効果は一時的狂気から正気に戻す、不定の狂気の症状を一時的に軽減し平時と同等の行動ができるようにすること。不定の狂気に対しての効果は1日単位とする。
物理的なショックや他の精神的ショックによる狂気からの回復は、狂気に陥った原因によっては許可する。(1D10/1D100級見た後はこぶし程度では回復できない。銃で足を撃ち抜くなどの気付けが必要と考える)
2021/08/15追加
---------------------------------------------------------------------
【短期の一時的狂気】 [1D10+4]戦闘ラウンド
1.気絶あるいは金切声の発作
2.パニック状態で逃げだす
3.肉体的なヒステリーあるいは感情の噴出(大笑い、大泣きなど)
4.早口でぶつぶつ言う意味不明の会話あるいは多弁症(一貫した会話の奔流)
5.探索者をその場に釘づけにしてしまうかもしれないような極度の恐怖症
6.殺人癖あるいは自殺癖
7.幻覚あるいは妄想
8.反響動作あるいは反響言語(探索者は周りの者の動作あるいは発言を反復する)
9.奇妙なもの、異様なものをたべたがる(泥、粘着物、人肉など)
10.昏迷(胎児のような姿勢をとる、物事を忘れる)あるいは緊張症(我慢することはできるが意思も興味もない:強制的に単純な行動をとらせることはできるが、自発的に行動することはできない)
【長期の一時的狂気】 [1D10×10]時間
1.健忘症(親しい者のことを最初に忘れる:言語や肉体的な技能は働くが、知的な技能は働かない)あるいは昏迷/緊張症(短期の表を参照)
2.激しい恐怖症(逃げ出すことはできるが、恐怖の対象はどこへ行っても見える)
3.幻覚
4.奇妙な性的嗜好(露出症、過剰性欲、奇形愛好症など)
5.フェティッシュ(探索者はある物、ある種類の物、人物に対し異常なまでに執着する)
6.制御不能のチック、震え、あるいは会話や文章で人と交流することが出来なくなる
7.心因性視覚障害、心因性難聴、単数あるいは複数の四肢の機能障害
8.短時間の心因反応(支離滅裂、妄想、常軌を逸したふるまい、幻覚など)
9.一時的偏執症(パラノイア)
10.強迫観念にとりつかれた行動(手を洗い続ける、祈る、特定のリズムで歩く、割れ目をまたがない、銃を絶え間なくチェックし続けるなど)